2010年12月13日月曜日

長期優良住宅完成現場見学会

野田市 S-HOUSE 完成いたしました

s様のご厚意で現場見学会を実施させていただくことになりました。

ご希望の方は電話又はe-mail ,Twitterにより御連絡ください。


期日 平成22年12月18日(土)AM10:00
                   ~PM4:00
    平成22年12月19日(日)AM10:00
                  ~AM12:00

場所 千葉県野田市清水436-27 

案内図はこちら

連絡先 佐藤喜夫 090-3219-0610 e-mail office@satokomuten.com


見学ポイント 

ガルバリューム鋼板による壁・屋根材 そしてウエスタンレッドシダーとのコラボレーション。

合法伐採無垢材による床・建具・造作材

ドイツ漆喰による塗り壁・天井はドイツ製紙クロス 人とネコちゃんにとっても優しい素材です。

もちろん暖房は温水式床暖房。

長期優良住宅認定 補助金付き住宅です。

2010年11月23日火曜日

無料「わが家の耐震診断」 in 上尾消費者展

今年も、(社)埼玉県建築士会・(社)埼玉県建築士事務所協会が一緒に、第28回

上尾消費者展にて無料の耐震診断を実施いたします。









今年は11月26日(金)~28日(日)の3日間

私は、支部長と一緒に最終日28日(日)に参加いたします。

ご相談のある方は 有れば図面、間取り図(スケッチでも可能)を持参の上お越し下さい。

その場で簡易診断を行います。但し木造住宅で昭和56年(築29年)以前の建物が対象となります。

とき:  平成22年11月26日(金)13:30~15:00
     平成22年11月27日(土)  9:30~16:00
     平成22年11月28日(日)10:00~15:00 ※佐藤参加します

場所: 上尾市コミュニティセンター2階(上尾駅西口 徒歩10分)

     上尾市柏座4-2-3

診断料:無料です


 神戸の監察医の調査によれば、


阪神淡路大震災における神戸市の死亡者の92%は、

地震直後14分間に生じた建物倒壊による、

圧死・窒息死などでした。


防災対策でイメージされるものは何でしょうか? 

頭に浮かぶのは、水と乾パンなど非常食や防災グッズ、それから救助隊(自衛隊・消防隊)、救助犬etc・・・。しかし、監察医が調査した結果、阪神淡路大震災における神戸市内の死亡者の92%は、地震直後の14分間に自宅で亡くなっています。この事実は、大地震の防災対策が、先ず何をおいても、建物の倒壊を防ぐ、住宅の耐震化にあることを教えていないでしょうか?

阪神大震災の日時別死者数 (神戸市内の監察医検案分・『阪神淡路大震災誌』より)

1月17日 6時まで/2221人(92%)、12時まで/63人、24時まで/12人、 時刻不詳/110人

1月18日 5人
1月20日降5人
               “木の家”耐震改修推進会議より

2010年11月22日月曜日

鱒寿司

全国駅弁大会に必ず出てくる富山名物 鱒ずし  

あの丸っこいのが¥1,300 さすがになかなか手が出ない。

最近、コンビニのおむすびは、サンクスの鱒のすしに決めている。
1個¥140とお手軽にあの憧れの鱒ずしの味を楽しめる。

先日、スリーエフ(右)で同じような鱒ずしを買ってみた、いつものと食感が違う
なぜなら鱒の切り身が1段であった、サンクス(左)2段重ね、でもよく見るとサンクスのは薄く見える。

でも個人的には2段重ねが良い、かのセブンイレブンのは四角いがやはり1段また酢の調合も今一かなと思える。

......あくまでも私の好みで言っているだけですが。
そんなわけで何故かサンクスの▲の2段重ね鱒ずしにこだわる、売り切れているときはがっかりだ。

ちなみにいつも2個買ってしまう。

コンセプトハウス構造見学会御礼

2日間にわたり見学会にご来場いただきありがとうございました。

予約制にさせていただきましたので、ゆっくりとご説明させていただき、
実際見て・触れて・ヒノキの香りをお楽しみ頂けたこと、また等級3の構造体と
住宅構造研究所の制震装置 ガーデアンフォースなどもご覧になっていただけました。




なお見学は一般の方のみならず、工務店さん大工さんにもご覧になっていただけますので、
ご興味ございましたら、御連絡下さい。

2010年11月18日木曜日

コンセプトハウス構造見学会

なかなか工事が進まない 当社コンセプトハウス

担当棟梁も、増改築が入り、しばらくコンセプトハウスの工事には入れない。

週末は地域の行事も重なり構造見学会を開くことが出来ずにいましたが。

今週末に見学会を実施いたします。





佐藤工務店のコンセプトハウスとは

1.国土交通省の地域材活用木造住宅振興事業の趣旨に基づき、埼玉県産材・国産材・合法木材 を100%使用した自然素材の良さを体感出来る家。

2.展示場だからと過剰な予算を掛けることはしない、実際にオプションなしで提案できる、材料を使ったコンセプトハウスとする。木材は節のある材料を標準とする。

3.耐震性・断熱性に関しては最新の技術を用い、データを収集することにより、お客様によりメリットのある提案が出来る用実験を行う。

4.ハード面だけでなく、実際に100年間住まい続ける為のプランニングとライフスタイルの提案を行う、子供にも判りやすいように「絵本」を作成する。

5.地域に開けた場として活用してもらう、また住宅を構想しているお客様に、情報収集の場となるように、図書館・サロンの機能を持たせる。

まだまだ、たくさんのコンセプトがあります。是非御連絡下さい。

佐藤工務店コンセプトハウス構造見学会


明日より外壁レンガ工事開始します
日時: 2010年11月20日~21日  10:00~17:00 予約制

住所: 埼玉県上尾市東町1-2-13

ご希望の方はメール又は電話にてお問い合せください。
メールは office@satokomuten.com 電話は 090-3219-0610 まで

2010年11月17日水曜日

落語・講談 第3回つくね演芸会

久しくご無沙汰していた、ねぎぼうずさんに 寄ってみた。

いつもと同じように、おいしいお酒と、串焼きをいただいた。

来る11月28日(日)に上尾市谷津公民館にて第3回つくね演芸会が行われます。

既に第3回目の開催となるそうです。 

今回は落語と講談による話芸3本立て
若手3人にるライブの演芸会です、すごく楽しみです。

出演は 三遊亭橋也さん
     
     神田あおいさん  (上尾市在住)
     
     春風亭朝也さん の3方です。

チケット・お問い合せは 串焼き ねぎぼうず さんまでお願いします。
なぜ つくね演芸会なの と聞いたところ ねぎぼうずさんが企画しているので何となく つくね が付いたとか、しかしねぎぼうずのつくねは 美味い!!
思っただけで ヨダレが.........

断熱材が無い

断熱材が市場から消えてしまいました。

というのは大げさですが、どこに消えたものか、手に入りません。

特に、高性能のグラスウールは納期回答が得られず、たぶん今日現在発注しても年内納品無理ですとの返事が返ってきます。

佐藤工務店の家は基本外断熱なのでグラスウール系の断熱材は使用しませんが、グラスウール不足が外断熱に使う発泡系板状の断熱材に飛び火してきました。

住宅版エコポイント・長期優良住宅の普及で高性能断熱材の需要が増してきた為と思われます。

ただ、今年の夏頃から急激に増加したためどこのメーカーも生産ラインが間に合わず、この現象を察した大手ハウスメーカー等が大量にストックしはじめたこともあると思われます。

先月、1件新築物件でグラスウール断熱の工事があり、グラスウールの納期が20日かかりました。ラッキーですと言われました。

結果、工程には支障なかったのですが、担当棟梁と1週間現場空けるか?と話をしている矢先に納入されました。

私は、とある白いグラスウールを製造しているメーカーに抗議をしました。

納期も返答できないのはおかしいんじゃないかと、そうしたら先月末には、やっと各社ホームページにお詫びの文章が掲載されました。

メーカーも休日返上で生産しているのだと思います。

昔 消費税が3%から5%に上がると言うときに、同じような現象が起こりました。

着工件数の増加から、外壁のサイディングの生産が間に合わず、養生不足や強度不足の不良品サイディングが出回りました、また柄など指定できる状況でもなかった記憶があります。コーキング屋さんもひどく下手な職人(素人)がいた。

今回は完成してしまうと見えなくなってしまう断熱材が対象となりました、間違ってもスペック不足の断熱材が入れられたり、無断熱の家が出来てしまわないことを願います。 

今後の日本の家の仕様は大きく変化します、エコポイントが対象となる断熱等級4と言う仕様は、今はまだ特別扱いされていますが近い将来、建築基準法の改正と共に標準化されると思われます。

2010年11月7日日曜日

住宅セーフティーネット整備推進事業  

またまた、新しい補助金のお話です。

古くなってなかなかお客様の付かない、耐震性に問題がある、寒くて暑くてしょうがない等のアパートなどはこのチャンスを利用して改修工事を行ってみませんか。

ただし申し込みには期限がもうけられています。

応募・交付申請は平成23年3月31日までです。

補助事業を要約すると、賃貸住宅の整備を行う事で最大100万円の国庫補助を行う、住宅確保要配慮者の住宅を確保しようという事業です。

1.対象住宅

①1戸以上の空き住戸がある事(戸建て・共同住宅を問わず)
②その床面積は25㎡以上であること
③改修工事後も賃貸住宅である事

2.改修工事の内容

①耐震改修工事(現行の耐震基準を満たさなければいけないのでかなり工事費はかかる)
②バリアフリー工事(かなり緩い)
③省エネ改修工事(エコポイントの対象なる内容と同等なので緩い)
上記のいずれか含む工事を行う

3.改修工事後の用件  これ重要です!!

①工事完了後の最初の入居者住宅確保要配慮者とすること。
住宅確保要配慮者の入居を拒まない。
③地方公共団体等に要請を受けた場合は当該要請に掛かる者を優先的に入居させることにつとめる
住宅確保要配慮者とは:①子育て世帯 ②高齢者世帯 ③障害者等世帯 ④収入が214,000を超えない者

4. 補助金の額

改修工事費の1/3 ただし空家戸数x100万円を限度とします。

たとえば:1戸のみ改修するとして工事費が300万円とすると1/3の100万円が補助金として支給を受けることが出来るということになります。

現行の基準法に適合させるための、耐震改修を主要件として申請する場合は規模にも依るがかなりの費用が発生します。

ただし現時点でははっきりとは分からないが、国庫直接補助の耐震補強に対する補助金を受けられれば負担は減少します。

また、耐震補強をメインの用件とせず、バリアフリーまたは省エネルギー改修を主要件とし、併せて耐震補強を行うと言うことも可能です。

趣旨からして、あくまでも3つの要件のいずれかを含むとあるので①以外はたとえ少量の工事であっても良いわけで、現在の建物の寿命を延ばし、借り手に喜ばれるような改修工事の足しにすることが出来るということです。

工事費の1/3または1戸100万円を上限とする補助金はオーナーさんにとっても魅力的な制度だと思います。

2010年11月3日水曜日

とちぎ材ビジネスマッチング交流会

数ヶ月前に栃木県林業振興課から封書が届いた

栃木県の製材所・木工所と他県の木材を扱う方々とのビジネス交流会を開きたいとの内容だったと思う。

ちょうど我が社も地域材を使用した国交省の補助金を受けたコンセプトハウスを建設中のため、埼玉県内では調達しきれない地産の資材に困っていた。

まずは 栃木県環境森林部林業振興課の大野さんより 栃木産の杉の梁材の品質・強度と設計に当たってのスパン表の説明があった。

これにはビックリした埼玉県産材の梁材を探していたが、私のお付き合いしている材木屋さんルートからも調達できず困っていた。

膨大な量のサンプリングと強度試験によるデータにもとずいた、スパン表が提供された。

二宮木材㈱さんでは、6m以内であれば、各梁背の乾燥梁材がストックされていてスパン表に依れば米松と比較しても1分(約3cm)のサイズアップをすれば問題なく使えることが分かった。





続いて栃木県内の林業・製材・材木商 12社が自社の得意分野の説明をされた、今回来られた各社とも非常に興味深い話をお聞きすることが出来た。

山で何が起きているのか、製品としてどのように流通させたらいいのか、

また各社とも魅力ある製品をもたれていた、前出のとちぎ材のスギ平角、もちろんしっかりと乾燥された物だ、私は木材の乾燥に対して非常に興味があった。

各社とも乾燥装置を持っていて、それぞれのノウハウで安定性のある製品を作られていることが分かった。

特に目から鱗だったのが、益子林業さんのアンダー8と銘打った床材シリーズだ、今まで私の知っている限りスギ材で8%の含水率まで下げた製品があることを知らなかった、むしろスギは無理だと思っていた。

でもこの製品,木材の平衡含水率が10~12%と言われているところを、一旦8%以下に落としてから10%まで戻らせるという発想だ、アンダー8というネーミングの意味がやっと分かった。

スギ材のみならず少々高価ではあるが地松(国産の松)のフローリングももちろんアンダー8で作っている。

最後に懇親会が行われたが、個人的に深く掘り下げたお話を聞くことが出来、おいしそうなお料理が沢山あったが、食べる暇もなく終了してしまった。

次回の開催が待ち遠しい。

それと今回、呼ばれた県外企業がどのようにして選ばれたのかが分からない。

大手ハウスメーカー・商社が殆どで、たぶん私の会社のような小企業は1社だけだったのではないだろうか。


もっともっと、工務店や設計事務所の方々が参加されることは、木材をふんだんに使う設計事務所・工務店にとって非常にプラスとなるだろうと思った。

ところで、埼玉県もこの様な実践的なマッチング交流会を開いて貰いたい。

4~5年前に埼玉県主催の「埼玉の木の家コーディネータ」の講習を3日も掛けて受講したが、いざ材木・製品の流通など実践的な話が乏しかった。

実際 県産材100%のモデル住宅を造ろうと思っていたが、材料が揃わないこと(現実的ではないこと)がわかった。

でも、栃木県同様、埼玉県でも流通させようと頑張っている業者さんも多いと思いますが、知ることが出来ないのも事実である。

最後に林業家達が言っていたことは、○○県認証木材等のくくりってあんまり意味がないんじゃないかって、言っていた。

日本列島北から南まで環境が違い同じ杉・桧 土地によりかなり個性はある、しかし山は線引きするものじゃない、
それより国産材というくくりで、もっともっと国産材の需要を増やすことが重要じゃないかと言っていた、私もそう思う。

とちぎ材ビジネスマッチング交流会

平成22年11月2日
芝 メルパルク東京

2010年10月28日木曜日

2010年度補正予算案が閣議決定

10月26日本年度の補正予算案が閣議決定され29日に国会に提出される。


当社が関わりそうな国土交通省関係の中身は、

1.住宅エコポイントに関する事に10億円。
2.住宅の耐震化促進の国庫からの直接補助に160億円。
3.長期優良住宅促進事業等に101億円等です。

今回初めて盛り込まれた内容は、2.の住宅の耐震化補強に国が直接max30万円補助しますと言う制度。
今まで補助制度が無かった市町村でも、最高30万円まで補助が受けられる。

さいたま市などは診断に6.5万円、設計・補強に60万円の補助があったのでさらにプラス30万円を補助してもらうと、合計100万円近くなる。

私もさいたま市の耐震診断員として、一般住宅の耐震診断を行っているが、築30年以上経っている住宅の場合、診断結果はかなり悪く、一日も早い耐震補強が必要という結果が出てしまうケースがほとんどだ。

お客様にとってかなり助けとなるのではないかと期待したい。

エコポイントに関しては、今までの断熱サッシや断熱材を使ったリフォームの他、水の使用量の少ない便器・断熱性の高いユニットバス・太陽熱を利用した温水装置などが追加対象となった。

↓国土交通省ホームページ「平成22年度補正予算案に盛り込まれた住宅関


係事業の内容(案)について」

http://www.mlit.go.jp/common/000128585.pdf

2010年10月25日月曜日

S-HOUSE 長期優良住宅普及モデル事業構造見学会

10/23・24の両日、野田市S-HOUSEの構造見学会を行った。

今回は、充填断熱の現場であったが、
国産材・合法木材を使用した4寸角の構造部材は変わらず。

皆さん桧の香が良いですねと、お褒めの言葉をいただきました。



2010年10月24日日曜日

薪ストーブフェアin筑波

薪ストーブメーカーJOTUL社(ノルウェー:ヨツール)の筑波ショールムで行われた、

アンデルセン・薪ストーブフェアに行ってきた。

JOTULのストーブが勢揃いしていて実際に機能性を確認することが出来た。

また最新作は縦長タイプで炎を楽しむタイプのおしゃれなストーブがあった。

お値段をお聞きしてまたビックリ!リクライニングチェアーに横たわったときに

炎がよく見える高さです。




右から2番目のオバキューっぽいのが可愛い



 



外では、薪割り・エンジン付き薪割り機の実演。
 






ストーブで調理した焼き芋・スープ
そして薪ストーブを使った焼きたてピザ、
 
ちょっと燻されてさらに美味しい。








そして、バリスタ清水慶一さんが、エスプレッソマシーンを持ち込んで美味しいコーヒーを入れてくれた。







まずは、ラテ 紙コップながら美しい、良い香り、ウッ美味い! ひょっとしたら今ま
で飲んだラテで1等賞かも

一緒にピザをいただいて、最後にエスプレッソ、豆のセレクト・絶妙な焙煎 久しぶりに本物のエスプレッソをいただいた。




1時間半ほどの滞在で、常磐・外環・東北道 を経由して帰宅した。まだ ラテの後味が尾を引いている。来場記念品の中に清水さんの焙煎した豆が200g入っていた。楽しみだ!!

 
バリスタ清水慶一さん:ロストロジャパン 代表  

アンデルセン:㈱アンデルセンリビング 松戸市



2010年10月17日日曜日

地鎮祭

今日はM邸の地鎮祭
大安吉日、天気も良く少し汗ばむ日だった
敷地から見える場所に神社があり、そこの宮司さんにお願いしてもらった。









非常に丁寧な進行で、修祓(しゅばつ)- 降神(こうしん)-献饌(けんせん)-祝詞奏上(のりとそうじょう)--玉串奉奠(たまぐしほうてん)-昇神(しょうしん)などどんな意味があるのか解説をしていただきながら式が行われました。

私も改めて意味を知りました。

初めてのお客様にとって、全く未知なる儀式ですから安心して行うことができたのではないかなと思います。

お客様の立場に立って、わかりやすい言葉で説明することの大切さを教えていただきました。

2010年10月11日月曜日

耐力壁ジャパンカップ



行田市の ものつくり大学にて10/8・9・10の3日間 第13回耐力壁ジャパンカップが行われた。

私は仕事の都合で、10/9の予選2日目しか見に行くことができなかった。

非常に詳細なルールがあり幅910mm+910mm+910mmの全幅2730mmの耐力壁の強さをトーナメント方式にて競い合い、最後に残ったものが勝ちとなる。

ただし、組み立て解体にかかる人工(人数x時間)および金物の使用量、国産材・外材、デザイン性など総合的に判断される。
今回初めて、試合に立ち会うことができ、さらに東京大学vs京都大学の因縁の対決をライブでみることができた。

結果は東京大学が勝ち残ったが、京大の試験体は私にとって今後の家作りの概念を180度変更させられてしまうかもしれないくらいショッキングな戦いだった。

京大の試験体は解体され京都に帰っていったが、相手が東大でなければ決勝戦に勝ち残ったと思われる。これも予選でなければみることができない。実にラッキーだった。

まずは2台の試験体が試験装置に乗せられている が東大  が京大

いずれも筋交いや合板を使った工法ではなく伝統的な貫工法である、しかしデザイン性からいうと京大の方が美しい。

さらに驚くべきは 京大は釘やビス、補強金物など一切使用していない、さらに材料は地元で採れたスギ材のみ、そしてあろう事か強度的にはデメリットな背割れを入れた北山杉を使用している。

対して東大は土台には栗・柱梁はヒノキそして貫はケヤキなどの堅木材を使用しさらに金物を使用し仕口の固定を行っている。

 
 結果は東大数10mmに対して200mm以上の変形で試合は終了した。
しかし30KN以上の加圧に京大側は変形することで持ち堪えた会場内大きな拍手でわき上がった。

予想通り北山杉の世割れ部分の埋め木が破壊されたくらいで、ジャッキの力を抜くと元の形に戻ってしまった。







釘・金物を使わない体力壁の解体の状況も見ることができた。

くさびをポンポンと抜いていくだけですべての材料が解体できてしまう。

これをまた組み立てることも簡単であろう。

釘やビス・接着剤がないこのような工法は今までの耐震の概念を変えてしまう。

では何故、30KNもの力に破壊することなく、金物を使わない方法で持ち堪えられたかという疑問が残る。

キーワードは「圧縮木材」の技術だ。

実は土台・柱・梁・貫などすべて杉材である。

常識的に桧などに比べて強度が劣っていることは周知のことだと思う。

 実は圧縮力・大きな剪断力がかかる貫・ほぞ・くさび・込み栓を「圧縮木材」加工していることだ、薬品などは使用せずホットプレスにて1/3からそれ以上に圧縮させる技術によって、このような強力な柱頭柱脚の引き抜き・貫材のめり込みを防ぐことができたというわけだ。

金物による補強などしなくても耐震性の高い建物が可能な証明をしていただいた。

とにかく驚きだった。

←こちらの写真のほぞ部分の年輪、どの様にしたらこんな年輪模様になるのでしょうか?




解体されたパーツは丁寧に梱包され京都へ帰って行く。

2010年10月9日土曜日

秋の夜会

10月に入ると今年の暑さも忘れてしまうくらい涼しくなった

昨晩は、「秋の夜会」と銘打ったヤマハのリフォームクラブメンバーの例会が有った。

夕方からの研修会で日立のIH調理器を使った秋刀魚の塩焼きの実演。

そして、さすが音楽のヤマハ 芸術と食欲の秋に、津軽三味線の先生によるライブがあった。

仕事の都合で前半の重要なところには参加できなかったが、ライブと秋刀魚の塩焼き、お寿司 ノンアルコールビールはいただくことができた。

さらにビンゴでは、新潟佐渡産の高級ササニシキ5kgをゲットさせていただいた。

津軽三味線の先生は和服の似合う綺麗な方ですが、あの迫力ある演奏を聴かせていただいた
ライブならではのトークも交えて、楽しい演奏会であった。途中から気温が下がり寒くなったので急きょ、室内に移動して続けられた。
ヤマハのスタッフの皆様、ご苦労様でした。
感謝!!


追伸:秋刀魚の塩焼きは日立のIH独特の蒸気を併用したヘルシア的なグリル方法のようだ、焼き目は少ないが美味しく焼けていた。実際の調理の様子も見たかった。

文楽のお酒

文楽 本社工場の隣にあるファミリーマート
で 文楽のお酒が売られている。

1升瓶はないが、おしゃれなサイズのお酒が勢揃いしていました。

全種類1本ずつ大人買いをしてみたい衝動にかられました。

2010年10月7日木曜日

お勉強して来ました。

午後から田町の建築会館にて自立循環型住宅設計の講習会があった。

今回は 九州 沖縄などの 蒸暑地域※の設計ガイドラインが出来て初めての講習会が行われた。

自立循環型住宅の設計って何?

ようするに、いかに設計すれば効率よく省エネ(co2排出量の少ない家)住宅が設計出来るかを考えられた住宅のことだ。.......と、私は理解する。

断熱性を高めるだけでなく、生活で使われる様々なエネルギーも検討されている。

国や研究機関、大学、企業が共同して実験し、ようやく出来たガイドラインだ。

特に、今回は暑い地域の設計ガイドラインなので、今年の夏の暑さを思い出すと、非常に興味深い内容だった。

今回も遮熱の有効性が掲載されている。

品確法の省エネ評価、CASBEE評価、そして自立循環型住宅設計ガイドライン それぞれ住宅性能

環境、そしてLCC(ライフサイクルコスト)の検討の物差しとなる。設計者も大変だ!!

※蒸暑地域:蒸し暑い地域 九州及び沖縄地方のこと

2010年10月2日土曜日

公共建築物等木材利用促進法

公共建築物の整備は、19601980年代に集中的に行われており、築後数十年が経過し、建て替え期に入っているものも多く存在します。

 国が「非木造化」(コンクリート化)を指向してきた過去の考え方を抜本的に転換し、公共建築物分野の木造化を図事となった。

 木材の【癒し】効果、国内の森林整備問題、CO2の削減 等々 メリットは沢山あることは確かであると思う。

では、具体的にどんな内容かと言うと。

①国の政策の抜本的転換


 公共建築物においては、過去に森林資源の枯渇への懸念や、災害対策としての不燃化の徹底などのため、木材の利用が抑制されてきました。今回の法律により、国は公共建築物の「非木造」から「木材利用促進」へと考え方を抜本的に転換したことになります。


②低層は原則すべて「木造化」、高層でも「木質化」対象となる建築物のうち、建築基準法などで耐火建築物または主要
構造部に耐火構造が求められていない低層の公共建築物について「木造化」を促進します。

また、高層など「木造化」が困難な場合も、「内装等の木質化」を促進します。


③対象は公共建築物「等」


 同法の名称に「公共建築物『』」とあるように、国や地方公共団体が整備する建築物だけでなく、民間が整備する建築物も対象となります。

 〈対象となる建築物〉

○国や地方公共団体が整備する公共・公用の建築物、庁舎、公務員宿舎

○民間が整備する以下のもの

学校   ・病院や診療所  ・体育館や水泳場などの運動施設

老人ホーム保育所福祉ホームなどの社会福祉施設


・図書館や青年の家などの社会教育施設

・公共交通機関の旅客施設

・高速道路の休憩所(併設される商業施設を除く) など


特に学校は、新設校は必ず木造とし、既存の鉄筋コンクリート造りの校舎については、 木材を使った内装に、出来るだけ早く改装してあげて欲しい、そうすることによって《キレる》子供が無くなることを期待したい。

2010年10月1日金曜日

建築士事務所全国大会


第35回建築士事務所協会の全国大会が東京の帝国ホテルで行われた。
私も、(社)埼玉県建築士事務所協会の理事として参加した。

第1部はシンポジウム、建築作品の受賞作品展、来賓のご挨拶等があり自民党の額賀さんのお話はさすが、政治家先生と思うほど感心いたしました。






また、受賞作品の中で階段の家という作品があった、非常におもしろい試みだなと感心すると同時に木造で作って雨漏りは大丈夫かなという心配もしてしまった。






第2部は同ホテルの宴会場にて懇親会が行われた、さすが帝国ホテル、天ぷらや・握りスシの屋台もたくさん出ている。

お目当てのローストビーフもいただき、赤ワインでほろ酔い気分になって、お開きを待たず10人ほどで銀座の居酒屋へ

銀座にいるとはいえ、雰囲気は地元の居酒屋にいるようで肩に力が入らない店だった。



そして、帰る人・残る人と皆さん消えていった。
私と友人2名は近くのスペインバルへCAVAとベジョータを求めて移動開始、店の廻りは周辺とは別世界店の外までお客様が溢れだしている、私達もビールケースを椅子にして、CAVA1本を飲み干した。






さすが銀座、私達が帰ろうとした10:00頃からも、続々とビジネス帰りのOL達がやってくる。


そして3人は有楽町の駅まで歩き上野で解散となった。


「フラット35 S」金利下げに2,235億円

住宅関連施策の一つとして、住宅金融支援機構の「フラット35 S」(優良住宅取得支援制度)について、当初10年間の金利引き下げ幅を1.0%に拡大する措置が2011年12月30日の申し込み分まで1年間延長されます。

これには、今回の経済対策のなかで最大規模の2,235億円か充てられます。

同制度の延長については、2011年度概算要求で365億円(うち特別枠271億円)が要望されています。

 住宅金融支援機構の発表によると、「フラット35 S」の申請件数は、金利引き下げを盛り込んだ経済対策が閣議決定された昨年12月以降、急増しています。

低金利が続くなか、延長期限を待たずに予算切れとなることも考えられます。

 また、住宅エコポイント制度についても、期限が2011年12月31日まで1年延長され、1,412億円か充てられます

2010年9月30日木曜日

耐震改修に国が30万円補助

国は、新成長戦略において、来年度より耐震改修費用および密集市街地における老朽住宅の除去費用について国が直接補助する制度を導入する方針を固めました。

従来の耐震改修の助成制度は国と地方自治体が折半する仕組みで、財政難などから制度を設けていない自治体では住民が公費助成の恩恵を受けられませんでした。

この現状を踏まえ、国が一律に助成することで地域間格差の解消を目指します。

これにより、住んでいる地域に関係なく、住宅の耐震改修に対して、一戸建住宅およびマンションを問わず、1戸当たり一律30万円が補助されます。

ちなみに、現在は、さいたま市で60万、上尾市は35万を限度に補助が行われています(いずれも収入制限が有り21.4万円/月)、まだはっきりしていませんが、市町村と国の補助金は別々に、受けられることとなると思いますので、漸く耐震改修も一歩進むかなと期待します。

 また、密集市街地における老朽住宅の除去費用に対しても、同様に1戸当たり30万円が補助されます。

除去費用に対する助成制度の設置は初めてとなります。

2010年9月28日火曜日

雨漏りバスターズ

秋の長雨で、しかも台風の影響か、入居者が決まり引っ越し直前の部屋で起きた水漏れ。

フローリングに水が溜まっている、外壁の巾木から漏れているような跡がある。
こんなとき、サーモカメラが威力を発揮する。

サーモカメラで撮影するとコンセント右上が丸く青くなっていて温度が低い事がわかる、さらに黄色く水が下に流れていることも判る。

その水が壁の中に溜まり巾木の隙間から漏れだしたのが原因だ。




原因は貫通スリーブの蓋がスチール製であり錆が発生していることでも分かるように腐食とコーキング切れが発生して壁を伝った雨水が室内に侵入したことが原因だ。

とりあえず、外部より古いコーキングを撤去して、新しくコーキングを打ち直した。

2010年9月27日月曜日

佐藤工務店の「コンセプトハウス」建設中です。

平成22年5月17日 佐藤工務店のコンセプトハウスが国土交通省より地域材活用木造住宅振興事業として採択された。
  
当社のように町場の大工さんにとっては夢のような話である。

当初2,000万円であった補助金は応募が想定以上に多かったこともあり大幅に削られた。

しかし創業以来45年、社有地に所狭しと立ち並ぶ加工場、事務所、資材置き場、効率の悪い駐車場、etc この際、採択されたことを機会に、加工場の移設を行い、敷地を確保することとした。

当初、社屋より離れた場所に建設することも考えたが、専属のスタッフの経費の問題やら、管理の問題を考えると、有効に利用できる会社敷地内が良いという結論が出た。

既に躯体は立ち上がっており屋根工事までは完了している。

しかしここに来て、大規模な耐震・温熱改修をいただいたり、新築工事も始まり、佐藤棟梁もコンセプトハウスの仕事が出来ない状況です。

建設状況については、別にブログを立ち上げますのでお楽しみに。

2010年9月25日土曜日

鳥の糞害防止策

東京電力さんが電線に鳥が止まらないような対策をしています。

実は、当社の駐車場上部に電線が走っており、カラスやらムクドリが止まって
車が大変なことになってしまうことが多くなってきました。

そこで、東京電力さんに相談したところ、この様な工事となったわけです。

今のところ、効果は判りませんが、タダでこの様な工事をしてくれるわけですからありがたいことです。

ちなみに申し込みから1ヶ月以上はかかります、最初は3ヶ月くらい係るかもしれませんとの事でした。

同じようなお悩みを持たれている方は、出来るだけ早く東京電力に相談して下さい。無料ですから!!