2013年2月23日土曜日

建物の耐震性に認定制度


国土交通省は2013年度にも、耐震性のある建物を認定する制度を新設する。公共建築やマンションなど全ての種類の建物が対象で、現在の耐震基準を満たしていれば適合マークをつけられる。耐震診断を受ける所有者には補助金を出し、より多くの建物の耐震性の有無を明確にする。適合しない建物には建て替えや改修を促し、地震に強い街づくりをめざす。
現在の耐震基準(1981年制定)を満たしている建物を認定する。旧基準の時代に建てられていても、耐震診断を受けて今の基準を満たしていればよい。現状では基準を満たしていなくても、耐震改修すれば認める。これまでは国の認定制度がなかったため、所有者が耐震基準に合っているかどうかの診断を受ける動きが広がらなかった。
 今国会に提出する「耐震改修促進法改正案」に制度の新設を盛りこむ。建物の所有者から都道府県などへの申請を受け、専門知識を持つ建築士が耐震性の有無を調べて認定する。所有者が認定を申し込むための費用は数千~数万円程度の見込み。虚偽表示をした場合には、30万円程度の罰金を科す方針だ。
 同省の推計によると、08年時点で耐震基準を満たしていない建築物は住宅で約1050万戸、学校、デパートなどの大規模建築物で約8万棟あり、それぞれ全体の約2割を占める。東日本大震災の際には、建物が道路側に倒れて、住民の避難や緊急物資の輸送の妨げになり、被害が拡大した。
 耐震診断を受ける所有者を増やすために支援制度を充実させる。大規模な建物の所有者向けには来年度にも、費用の最大100%を国と自治体で補助する制度をつくる。デパートなどの場合、診断に数百万円かかることもあるためだ。一般住宅を耐震診断する場合も、大半を国と地方で支援する。
診断の結果、耐震性が足りない建物には建て替えや改修を促す。大規模な建物には現在、国が耐震改修の費用の最大3分の1を補助しているが、来年度から同5分の2に増やす
 一方で、耐震認定を得られれば、マンションの賃貸やオフィスビルのテナント募集、中古住宅の転売などに有利になる可能性がある。住宅の購入に際しての目安にもなるため、この10年余りで約1.5倍に市場が拡大している中古住宅の売買を後押しできるとみている。
 国交省は15年中にも、デパートなど大規模な建築物の耐震診断を所有者に義務づける方針だ。ただ対象は全国で数千棟にすぎない。認定制度の導入でマンションや戸建て住宅などを含め、幅広い建物の耐震性を向上させることを狙う。
 このほか、避難路や緊急輸送道路沿いにある住宅は、自治体が耐震改修を要請できるようにする方針。倒壊の危険性のある住宅の所有者が改修しない場合には公表できるようにする。
 これまでは努力義務にとどめていたが、大地震で壊れた住宅で避難路や緊急輸送道路がふさがれれば、犠牲者は一段と増加する。首都直下地震などの発生が近い将来予測されていることもあり、同省は一般住宅の規制も強化する必要があるとみている。

2013年2月18日月曜日

スマホ・ipadの充電器

スマートホンやipadの充電って皆さんどうしていますか。

スマートホンやiphoneは直流5V(ボルト)で容量1A(アンペア)と言う規格でも充電出来ますが、ipadは2.1A(アンペア)でないと充電が出来ません。

付属品の充電器であれば問題ないのですが、iphone用の充電器でipadを充電しようとしても出来ないのです。

また、充電器を買う場合は2.1Aの製品をお薦めします。

スマートホンやiphoneを充電した場合も急速充電出来るからです。


家庭の100Vコンセントから充電する場合や車のシガレットコンセントから充電する場合も2.1Aの製品がお薦めです。

ちなみに私はこちらを使っています。

AC100V用はこちら USB4口つき 合計2.1Aなのでipadの場合1台だけしか充電出来ませんが、何と1ヶ¥476。  http://item.rakuten.co.jp/donya/79689/



車用はこちら、USB2口つきで合計4.2Aなのでipad2台でもOK 出っ張りも少なくしっかりしています。¥925だけどスマホの充電早いですよ。  http://item.rakuten.co.jp/donya/84262/#cat

エアコン設置の可能性

先日は、トイレや水回り設置の可能性が広がったというお話でしたが。

とある総合病院の会議室でおもしろい物を発見しました。

ルームエアコンの隣に付く得体の知れない箱、もしやと思ったらやっぱりそうだった。

ルームエアコンを含めて全てのエアコンは室内機から結露水が発生するので、その水を室外に排出しなくてはいけません。

室内機と室外機とのやりとりをする冷媒管と呼ばれる銅管は水勾配に関係なく多少上り下りしても影響はないのですが、

室外機より発生する水(ドレイン水)は水勾配を取りながら室外に排出しなくてはいけません。

そのため外壁に面していない場所や、排水が取れない場所にルームエアコンを設置することは出来ないのですが、

この箱を使用すると使用することにより、ドレイン水をポンプで排出することが出来るため水勾配が取れない場所や地下室などにもルームエアコンが設置出来るというシロモノなのです。

ちなみに事務所や店舗などの天井に埋め込まれているエアコンには標準でポンプが内蔵されている物があります。

こちらで販売しています http://www.ok-kizai.co.jp/products/doren-p/

2013年2月16日土曜日

水回り増設の可能性

バリアフリー工事でのトイレの増設や水回りの増設リフォームで一番の問題は排水ルートの確保が出来るかどうかで施工手間や工事費が大きく変わってしまいます。

そこで、大げさな排水ルートを必要としない排水システムがあります。

フランス製のシステムで、私の知る限り国産の同等品は見つかりません。

ヨーロッパを旅行して安いホテルに泊まると、便器の後に白い箱が付いていることがある。
それがSFAの排水ポンプであった事を知ったのは最近のことです。

実は私の自宅には地下室があります、地下室に水回りを作れないかと検討しているときに、たまたま知ったのがSFAの排水粉砕圧送ポンプでした。

安全性の事やら検討をしてその時は見送っていましたが。

メーカーよりダイレクトメールが届きましたので。

リフォームでの可能性を考えていきたいと思いました。

お客様に勧める前にまずは自分で使ってみる、、、が 私のポリシーなので、近いうちに地下に設置してみます。

お値段は定価ですが、結構なお値段です。

この手の商品は、結構歴史があり改良が加えられていますが、センサーやモーターなど消耗品で構成されていますのでメンテナンスは欠かせません。これを怠ると建物の耐久性を著しく低下させる可能性があるからです。

お客様にもリスクを説明して導入しなくてはいけない商品で有ると思います。