2013年5月27日月曜日

利き酒会 第27回「日本酒を楽しむ集い」


熊谷市にある権田酒造は創業したのが1850年だから163年も続いている熊谷市では唯一の酒蔵です。

手作りにこだわり「裏切らない」をコンセプトにした、お酒の搾りを全て槽(ふね)と言う道具で搾ると言うほど手間を掛けた酒造りに徹した酒蔵です。

今年で27年目となる、「日本酒を楽しむ集い」のお誘いを受けて、夫婦でお伺いいたしました。年々参加者が増えて今年は5月25日・26日の二日間で200名ほどが参加されたとのことです。

「直実」(なおざね)と言うお酒は知っていました、が、権田酒造のことは知りませんでした。

JR篭原駅よりタクシーで10分ほどで酒蔵に着きます、そこは時代が昭和初期に遡たかのような店構えの酒屋さん?蔵は何処にあるのか判らない構えでした。

私が参加したのは2日目でしたがスタッフを含めると160名ほどが集いました。

ジャズバンドがウォーミングアップ中でした、大正に建てられたお店は大断面の木材を使用した田形の間取りで客寄せが出来るしつらえです。

すでに沢山の人たちが着席しておりました。今度、ゆっくりと見学させていただきたい建物です。

料金は1人¥5,000 夫婦の場合2人で¥8,000でした。事前に登録してあるので名札と利き酒用の評価シートが渡され、私達は庭に設置されたテント下のテーブル席に陣取りました。


14:00開会の挨拶があり、早速、メインイベントの利き酒の開始。権田酒造の7種類のお酒をA~G、イ~ト、のラベルを付け2テーブルに分け一致させるという競技です。

初めての体験ですから、見よう見まねでのぞみました。香り、辛さ、甘さ、アルコール感を私の評価基準としました。でもそれも最初のテーブルの7本まででした。

別テーブルの7本は大吟醸・吟醸の香り・辛いか甘いか・好きか嫌いかの程度しか評価できず、好きな2本・嫌いな2本は判るが残り3本は何が何だか判りません。もっとも7本とも同じ蔵の酒、判る訳がない。名前だけは書き忘れないようにして提出いたしました。



利き酒が終わり各自のテーブルに戻り、酒宴の始まりです。沢山の女将手作りの惣菜と権田酒造のお酒、運ばれてきたのは程よく冷やされたラベルBのお酒、これは私の評価では大吟醸種のはずです。

そして、権田酒造の仕込み水。がやがやとした会話とビックバンドジャズの音色、木陰のテント下はそよ風が吹き、最高に幸せでした。

▼ボタンで再生出来ます
 


宴もたけなわ、審査結果発表です、何番目から始まったかは判りませんでしたしばらくして、ご一緒させていただいた義兄が70番台、奥さんは30番のキリの良い番号で3名によるジャンケンに負けて景品はもらえず。

この時点で一緒の2人よりは順位が高いことは決定した、その後いつになっても呼ばれない、10番まで行っても呼ばれない。

残るはBEST10、、、、、、BEST5、、BEST3呼ばれない、てなわけで準優勝でした。

優勝は女性(後日談ですがこの方は全くお酒が飲めない方だとお聞きしてビックリ)の方で全問正解、私は1問不正解のマイナス2点でした。AとFが入れ替わって評価してしまったことが判るしかし順位が6番・7番なので氏の順位差が1点そしてその2乗が減点されるのでマイナス2点と言うことのようです。


準優勝と言っても実力を伴わない、ビギナーズラック?強いて言えば運が良かった。でしょうか。でもうれしいものです。


そして、準優勝を肴にまた呑む、梅酒に続き、都富酒(濁り酒で瓶内発酵中、取り扱いに注意をしないと大変危険なお酒です、発泡酒のようなのどごしと、とろっとした風味が美味しいです。)が運ばれてきます。

初夏のさわやかな季節にJAZZの音色、これぞ日本酒のアテと思われるカロリー控えめの沢山の肴達。これじゃいつになっても帰れなくなってしまいそうだ、義姉がむかえに来てくれたので、賞品とおみやげの酒を頂き、帰途につきました。



今回、権田酒造さんを訪れて、考えさせられるものが沢山あった、立派な社屋や工場も必要ない。

権田社長と義兄
共に元熊谷高校PTA会長

奥様 
美味しいお料理ありがとうございます。

手づくりに徹するならば、工場も大きくする必要はないしその分手間暇掛けて納得いくものを造っていこう。この様な造り酒屋さんが埼玉に有ったことを知って嬉しかった。来年も又来よう!


今日のお料理はこちら  いずれも権田の酒との相性は抜群でした。

笹蒲鉾

きんぴら
しょっぱ過ぎず甘過ぎず、いくらでも食べられそう

ちっちゃいトマト 甘い!

蕪漬け いい塩加減

名前なんだっけ?
大人の味です。

タケノコの煮物
だしをたっぷり含んでいます。

ラッキョウ
こちらも絶妙な塩加減です。

新じゃがの蒸かし
何も付けないで3個ほどいただきました。

いわしの煮付け
良く味がしみています

ゆべし(柚子の中に味噌・クルミなどが入っている)
大人の味です。チビチビと食べては、大吟醸を呑み、、、

奈良漬け
文句なしに美味しい!!

キュウリの酒粕漬け
こっちも美味!酒粕が又美味い!

カボチャのサラダ
とっても甘いカボチャです。

玉こんにゃく
良く味のしみこんだこんにゃくでした。
するめが良い味出てます

野菜の天ぷら
ワラビ・ウド・人参・ふきのとう

ゆべし(柚子の中に味噌・クルミなどが入っている)
子供は食べないでしょう、大人の味です。
豚の角煮 とろっとろです
いや!参った!

〆は地粉を使った手打ちうどんに天ぷらのせちゃいました。
やっぱ熊谷はこれだんべ

2013年5月3日金曜日

木材利用ポイント  最高60万ポイント 始まりました!



平成25年4月1日より林野庁による「木材利用ポイント制度」が始まりました。








この制度は、埼玉県や近県の山で育った杉(スギ)や桧(ヒノキ)などの「地域材」と呼ばれる柱・梁などの木材を建物の延べ床面積に応じた量を新築や増築などに使うことで、30万ポイント。











新築又はリフォーム等で内装・外装に「地域材」を使うことで最高
30万ポイントがもらえる制度です。










また、ペレットストーブや薪ストーブの購入でもポイントがもらえるようです。






発行されるポイントは、1ポイント1円相当の商品と交換または寄付することも出来ます。

工事費への充当する即時交換も行うことが出来ます。

なお、この制度は登録した工務店でないと制度は利用することが出来ません。

佐藤工務店は事業者認定を申請いたします。

長期優良住宅の補助金100万円と併用も可能ですので、詳しくは佐藤工務店へお問い合せください。

とりあえず詳しく知りたい方は、林野庁のホームページへどうぞ
http://mokuzai-points.jp/about/index.html


但しこの制度も4月1日より受け付け開始と有りますが、今日現在、埼玉県に於いては施工業者の事業者認定申請送付先が決まっていません。でも受付は5月31日までと決まっている。




これ以降は、施工者向けの情報です。

対象期間: 2013年4月1日~2014年3月31日の工事着手したもの。(請負契約書を締結した時点でもOK)


◎木造住宅の新築・増築又は購入の場合

対象工法: スギ・ヒノキ・カラマツ・トドマツ・アカマツ・クロマツ・リュウキュウマツ又はアスナロを主要木材として過半数を使用する木造軸組工法
スギ・ヒノキ・カラマツ・トドマツを主要構造材等として過半使用する丸太組工法及び枠組壁工法
使用出来る木材の条件:
登録木材供給業者が供給する、①②を満たす対象地域材を使用するもの
①ア~ウのいずれかの産地が証明される木材
ア、都道府県により産地が証明される木材
イ、民間の第3者機関により認証された森林から生産された木材
ウ、「木材・木材製品の合法性、維持可能性の証明のためのガイドライン」(林野庁)に基づき合法性が証明される木材
②樹種(スギ・ヒノキ・カラマツ・トドマツ・アカマツ・クロマツ・リュウキュウマツ又はアスナロ)
使用する地域材の量(延べ床面積㎡に対しての木材量m3)
   ~80㎡   4m3
80㎡~95㎡   5m3
95㎡~110㎡  6m3
110㎡~125㎡ 7m3
125㎡~     8m3


◎内装・外装の木質化工事の場合

ポイント数: 最大30万ポイント(床・内壁・外壁の合計)
※床・内壁は1棟あたりの面積がそれぞれ9㎡以上、外壁は1棟あたりの面積が
          10㎡以上のものについて、下記のようにポイントが付与される。
床   新築の場合    
           9㎡で2.1万ポイント 以降3㎡増えるごとに7千ポイントを加算。
       リフォームの場合 
           9㎡で3.0万ポイント 以降3㎡増えるごとに1万ポイントを加算。

内壁 新築の場合
           9㎡で1.5万ポイント 以降3㎡増えるごとに5千ポイントを加算。
     リフォームの場合 
           9㎡で3.0万ポイント 以降3㎡増えるごとに7千ポイントを加算。


外壁 木質系外壁材の場合 
         10㎡で1.5万ポイント 以降10㎡増えるごとに1.5万ポイントを加算。
     新規外壁材の場合 
         10㎡で7千ポイント 以降10㎡増えるごとに7千ポイントを加算。
使用出来る建材:登録木材供給業者が供給する対象地域材を使用した建築材料であって、登録建築材料または対象地域の天然木の板類を使用するもの。

◎ポイントは即時交換にも利用出来ます。