2010年9月30日木曜日

耐震改修に国が30万円補助

国は、新成長戦略において、来年度より耐震改修費用および密集市街地における老朽住宅の除去費用について国が直接補助する制度を導入する方針を固めました。

従来の耐震改修の助成制度は国と地方自治体が折半する仕組みで、財政難などから制度を設けていない自治体では住民が公費助成の恩恵を受けられませんでした。

この現状を踏まえ、国が一律に助成することで地域間格差の解消を目指します。

これにより、住んでいる地域に関係なく、住宅の耐震改修に対して、一戸建住宅およびマンションを問わず、1戸当たり一律30万円が補助されます。

ちなみに、現在は、さいたま市で60万、上尾市は35万を限度に補助が行われています(いずれも収入制限が有り21.4万円/月)、まだはっきりしていませんが、市町村と国の補助金は別々に、受けられることとなると思いますので、漸く耐震改修も一歩進むかなと期待します。

 また、密集市街地における老朽住宅の除去費用に対しても、同様に1戸当たり30万円が補助されます。

除去費用に対する助成制度の設置は初めてとなります。

2010年9月28日火曜日

雨漏りバスターズ

秋の長雨で、しかも台風の影響か、入居者が決まり引っ越し直前の部屋で起きた水漏れ。

フローリングに水が溜まっている、外壁の巾木から漏れているような跡がある。
こんなとき、サーモカメラが威力を発揮する。

サーモカメラで撮影するとコンセント右上が丸く青くなっていて温度が低い事がわかる、さらに黄色く水が下に流れていることも判る。

その水が壁の中に溜まり巾木の隙間から漏れだしたのが原因だ。




原因は貫通スリーブの蓋がスチール製であり錆が発生していることでも分かるように腐食とコーキング切れが発生して壁を伝った雨水が室内に侵入したことが原因だ。

とりあえず、外部より古いコーキングを撤去して、新しくコーキングを打ち直した。

2010年9月27日月曜日

佐藤工務店の「コンセプトハウス」建設中です。

平成22年5月17日 佐藤工務店のコンセプトハウスが国土交通省より地域材活用木造住宅振興事業として採択された。
  
当社のように町場の大工さんにとっては夢のような話である。

当初2,000万円であった補助金は応募が想定以上に多かったこともあり大幅に削られた。

しかし創業以来45年、社有地に所狭しと立ち並ぶ加工場、事務所、資材置き場、効率の悪い駐車場、etc この際、採択されたことを機会に、加工場の移設を行い、敷地を確保することとした。

当初、社屋より離れた場所に建設することも考えたが、専属のスタッフの経費の問題やら、管理の問題を考えると、有効に利用できる会社敷地内が良いという結論が出た。

既に躯体は立ち上がっており屋根工事までは完了している。

しかしここに来て、大規模な耐震・温熱改修をいただいたり、新築工事も始まり、佐藤棟梁もコンセプトハウスの仕事が出来ない状況です。

建設状況については、別にブログを立ち上げますのでお楽しみに。

2010年9月25日土曜日

鳥の糞害防止策

東京電力さんが電線に鳥が止まらないような対策をしています。

実は、当社の駐車場上部に電線が走っており、カラスやらムクドリが止まって
車が大変なことになってしまうことが多くなってきました。

そこで、東京電力さんに相談したところ、この様な工事となったわけです。

今のところ、効果は判りませんが、タダでこの様な工事をしてくれるわけですからありがたいことです。

ちなみに申し込みから1ヶ月以上はかかります、最初は3ヶ月くらい係るかもしれませんとの事でした。

同じようなお悩みを持たれている方は、出来るだけ早く東京電力に相談して下さい。無料ですから!!

2010年9月20日月曜日

木材の合法性証明って何???

 今年度より、長期優良住宅に対しての補助金(木のいえ整備事業)に120万円のコースが出来た、この補助金をもらうには全体に使う木材の50%以上に合法性証明木材を使用しなければいけないとある。

 では、合法性証明木材って何??????

 早速、取引先の材木屋さんに問い合わせたところ、なんだか怪しい、証明書を送ってもらうように頼んでみると、送られてきた物は、木材取引業の許可証だったり、実は申請中ですであったり。でも全ての取引先で証明が出来ることが判って一安心でした。

 合法性証明には、林野庁の「木材・木材製品の合法性、持続可能性の証明のためのガイドライン」で定められた3つの方法として、

森林認証制度やCOC認証制度による証明、

団体認定制度による証明、←←← ほとんどの場合こちらの証明を使用

個別企業などの独自の取り組みによる証明があります。

  2006年の法改正時には、多くの事業体がの団体認定制度により、「合法木材供給事業者認定」(以下、事業者認定)を取得して、認定事業者数は2006~2007年度に急増、その後も緩やかに増加し、現在では7,720にのぼっています。

 また、近年、住宅メーカーや建材メーカーで森林認証材を採用する動きが広がっていることを背景に、として利用できる森林認証やCOC認証を取得する事業者も増えているようです。

 の事業者認定では、認定団体の「自主的行動規範」に則り、分別管理体制の整備や、年度ごとの取り扱い実績報告、一定期間の関係書類の保存、3年ごとの認定更新などが規定されています。
 
証明書の記載事項に虚偽があった場合には、認定の取り消しも行われます。

 これまで、認定事業者が取り扱う木材・木材製品のうち、合法性証明が行われたものの割合は流通段階では2割以下にとどまっており、「認定を取得したが合法性証明を行ったことはない」という事業者も少なくないと思われます。

 しかし、今後は求められた際にすぐに適切に対応できるよう、認定団体の「自主的行動規範」の内容や認定の更新状況、分別管理体制などを再確認してもらいたい。

疑問1 購入した製品について、購入者自らがそれまでの証明の裏付けを行う必要があるのか。 という疑問に対して

回答1 納入の途中段階の業者にあっては、ガイドラインにある3つの証明方法をとっていれば、疑いのある場合を除き、基本的にそれ以上の証明の裏付けをとる必要はありません。とのことです。


疑問2 CoC認証を取得していないが、の「合法木材供給事業者認定」(事業者認定)を取得している事業体が、森林認証材を(森林認証材としてではなく)合法性証明材として取り扱うことは可能か。

回答2  CoC認証を取得していない事業体が取り扱った時点で、森林認証材として流通させることはできません。しかし、この事業体かの事業者認定を受けていれば、伝票や製品に記載されたCOC認証番号が出荷者のものであることを確認したうえで、COC認証事業体から引き渡しを受けた森林認証材であることを根拠に、合法性証明を行うことが可能と考えられます。(合法木材ナビ よくある質問より)




詳しくは 合法木材ナビ  www.goho-wood.jp/ を参照して下さい。

2010年9月10日金曜日

後付けインナーサッシの実力


エコポイントの対象となる後付けインナーサッシ
はたしてどのくらい快適に変化するのか、
TOSTEMさんのご協力のもと、
実際に事務所打ち合わせテーブル脇の窓に取り付けてみた。





  
1週間前に寸法撮りし、枠はカットされ
ガラス部分は製品となり搬入される。
それを現場で組み立てる。
正確に寸法取りされていれば、現場での加工は無い。
実際の現場作業はふかし枠の取り付けを含めても1時間はかからない
ふかし枠がなければ、30分程度と思われる。


 今回は窓枠の幅が狭く
フカシ枠という物を取り付ける








完成した状況
 で性能評価開始です
まずは室温 29℃
外部既存サッシ アルミ框部分
43℃ 
外部サッシ ガラス部分(ほぼ外気温度)
38℃









インナーサッシ 框部分
33℃(外部-10℃)








インナーサッシ ガラス面

31℃(外部-7℃)


結論 思った以上の効果有り
ガラス面(室温+2℃)が熱くない。









2010年9月4日土曜日

カップヌードル10年缶

10年前カップヌードル10年缶というのが発売された。
カップヌードルを缶詰にして密閉してしまい、酸化させないことで10年間美味しく食べられますよというふれこみだった。

私も、非常食として15個ほど保存していた、10年たったので社員みんなで食べようかと

話した矢先に、社長、昨日テレビで10年缶に不良品が発見されて、回収していますよ、、岡野(和)棟梁。

食べるわけも行かず、早速ネットで調べるとやはり回収中とのことであった。

1個につき¥300+ご迷惑料として図書券¥500と書いてあった、もちろん品物は着払いで送ってくださいとのこと。



早速送られてきたのが、通便為替と図書券
大企業とはいえ、大変だな!
ここまで、慎重に対応する日清食品にあっぱれでした。

本当は、食べてみたかった。
しかし、1個あたり¥800での回収には
負けてしまった。