2011年1月28日金曜日

自然素材の難しさ

佐藤工務店の「いい家」には自然素材を沢山使う。

2年前のベージュ系MIX床石材
基本外壁はレンガこれはオーストラリアの土(粘土)を1100℃近い温度で焼いたもの、そして外部の床には自然石を使う。

レンガにしろ床の石にしろ一つとして同じものがない

レンガの原料は均一に混ぜ合わさっているが、窯の中で高温で焼かれるときに炎の側とその裏側では焼き上がった色が全く違う。

そして床に使う石が、これまた入荷する時期によって色合いが全く違う。

最近は中国の砕石場から取れたものを輸入している場合がほとんどだ。 

大きく分けてベージュ系グレー系などとくくりがあるのだが、これが梱包を開けてみないとベージュ系が多いのかグレー系が多いのか判らない。


現地で選別の際感覚で分けられているような気がする。これに対してはリクエストは出来ない。


現在建設中のコンセプトハウス グレーに見えませんか?




自然素材を使う場合は腹をくくることが必要だ。 もちろん予算がたくさんある場合は色目のあったものを揃えることは出来る。

写真は同じベージュ系だが明らかに違うのが判ると思う。


コンセプトハウスでは、自然素材の個性を見て、さわって確認していただくことが出来ます。

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