2010年8月18日水曜日

超耐震住宅のお話し

建築士事務所協会の木造耐震メンバーが 住宅構造研究所の金井社長をお呼びして、制震技術の講義をしてもらうけど、川口まで来ない?とお誘いを頂き、大変興味深いお話を聞かせていただきました。

お題は、耐震と制震、新築と耐震補強、色々。

中でも興味があったのが制震装置を付加した耐震住宅=超耐震住宅 

つまり耐震壁や筋かいを沢山配置すれば数字上は強烈な強度を持った家が出来るが、壊れると言うことは変形が起きて釘や金物を留めるビスが抜けたり切れたりして壊れていくと言うこと、しかしその変形が起きる直前に地震力を吸収してくれるような制震装置があるとすれば、その建物は釘の抜けやビスの抜けなども起きない事になる。

今までの制震装置に対する私の知識は柔らかな粘弾性体が地震力を吸収してくれる物だと思っていた、柔らかいと言うことは耐震住宅にとっては、ほとんど役に立たないこと、固い粘弾性体の必要性を実際の振動台実験のビデオ等を通して確認することが出来た。


そして、講義終了後は川口駅近くのお蕎麦屋さんで美味しおつまみとビール(残念ながら車だったのでウーロン茶)で掘り下げたお話を伺うことが出来ました。

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