2016年4月25日月曜日

日本住宅新聞の取材を受けました。

私が副理事を務めさせて頂いております、
地域型住宅の工務店グループ「さいたま家づくりネットワーク」が日本住宅新聞さんの取材を受けました。

 スキルアップセミナーや北海道の工務店グループ「アース21」との技術交流などの活発な活動をご紹介頂きました。


2015年1月23日金曜日

クラックスケール

これ、クラックスケールと言ってコンクリート・モルタル壁などのクラックの幅を測定する道具です。


今まで使っているプラスチック製も薄くて反射防止加工がされ良かったが、何せ10年も使っていてくたびれてきた。

左はステンレス製で非常にしっかりしている、真ん中にスリットが開けられており、測定には便利だ、

実は表面はとある窓屋さんが開発した開口部耐震フレームの認定証、表から見たらこのスリット何であるんだろうというしろもの。



2014年12月26日金曜日

リフォーム産業新聞に掲載いただきました。


今年度からスマートウェルネス住宅等推進モデル事業(予算340億円)が始まりました。

これは高齢者・障害者・子育て世帯等が交流し、安心・健康に暮らすことができる住宅をスマートウェルネス住宅とし、国が民間事業者等に補助をしつつその整備を進めていくものです。

その中でも、私達中小工務店が関わる分野が、「健康と住宅の関係性」を医学・建築の学識経験者と改修事業者が連携して調査・研究を行うことです。

簡単に言うと昔の家は寒いですよね、朝起きると吐息が白いって事もあるぐらい.....

......そんなお家って、高齢者にとって危険がたっぷりなのです、居間だけはストーブをつけてコタツにちゃんちゃんこを羽織って、出来るだけトイレを我慢する。

これって究極の省エネなのかもしれませんが、トイレに行く、お風呂に入るなど、裸になったり熱いお湯に浸かったり、お尻を出したりと血圧が乱高下します、高齢者の冬場の循環器・脳疾患による死亡者・後遺症などの原因だとは周知の事です。

これを実証実験として被験者数を増やす事により温熱改修の有効性を医学的にも認知していただこうという目的だと私は理解しています。

お医者様が貴方のお家は温熱改修を行ってくださいという処方箋が出されるようになる事を期待します。

イギリスなどは既に18℃以下になる家は人権的に許可されないと聞いております。

なかなか日本人にはそこまで認識をあげるには時間がかかると思いますが、良い事だと思います。


2014年7月7日月曜日

日本住宅新聞に掲載いただきました。

10日前に取材に来られたときの記事がもう記事となりました。

あまりにも、スピードが速く驚きです。

記者さんはイタリア駐在の経験もあり、バルセロナ・ガウディーの話で盛り上がってしまいました。


2014年6月17日火曜日

背割れ埋木の補修

今年で5年目となった長期優良住宅初年度のお宅です。

ちょっと早めですが5年目の点検に伺いました。

2年目でちょっと気になったのが桧大黒柱の背割れの開きでした。

 もうちょっと時間をおいて、さらに乾燥したら対策しましょう、とお約束して2年ちょっと経過しましたが、開き具合は2年前とほぼ変化がありません。

5年点検と一緒に、背割れも補修する事になりました。

なかなか、見る事のない補修です。担当は一級大工技能士登録№4の超ベテラン佐藤棟梁です。


 そういえば昨年訪れた、伊勢神宮の鳥居の丸柱も背割れの処理には結構手間をかけておりました。



まずは背割れと隙間の状態を確認





既存埋木のどちら側に新たに埋木するかを決めて、片側にノミを入れる。




木工用ボンドを注入し埋木をタタキ入れる



埋木は桧をクサビ状に加工する


余分な埋木をノミを使い丁寧に取り除いて行く



表面はノミとカンナを使い平坦に仕上げる



お見事完成しました。
埋木した部分が白っぽいのですが、着色してはいけません、2年もすれば他の部分と同じ色になります。それが無垢材です。



 背割れとは木材を内部まで乾燥させるために通常壁の内部に隠れる面に材料の中心部までノコを入れ、材料の内外から乾燥をさせようという物です。

 現在は背割りをしないでも乾燥する事が出来ますが、過乾燥による色抜け・黒色化などのリスクがあり、出来れば背割りを入れ自然乾燥による方が望ましいと思います。

 しかし、自然乾燥程度では室内でエアコンを使った場合材木の乾燥が進み背割れも大きくなりますので、化粧柱などで見える柱については、今回のような補修が必要になってきます。

 なお柱に背割れを入れる事により強度が低下するのではないかと質問されますが、柱として使用した場合の強度低下は考える必要のないレベルである事が実験により証明されております。





2014年6月12日木曜日

赤松床板のお手入れ

5年前にお引き渡しさせていただいたTY様をご訪問しました。

目的は赤松床板のメンテナンスです。

 南面の掃き出し窓部分の床板が紫外線により白っぽくなってきたので何か良い方法はないか?とのご依頼。

 普段よりメンテナンスのクリーナー&ワックスをお使いになっておられ、TY様お気に入りの赤松の床板はご希望通りの琥珀色になっておりました。

 しかし、掃き出し部分は窓面より30cmくらいのところまでが油分が抜けた様な何となく白っぽい感じになっておりました。


 電話でお伺いした状況だともっと激しく傷んでいるのかと思っておりサンドペーパーも用意しておりましたが。オイルを擦り込む事にしました。

ちょっとだけお手入れのレクチャーをさせていただき。

 ご一緒にオイルの擦り込みを体験していただきました。

なんと20才の肌のようにみずみずしさが戻り喜んでいただきました。

 最後にオイル擦り込みに使ったタオルは自然発火して火事になる恐れがある事をお話しして完了しました。

久々のご訪問で、5年間の色々なお話をお聞きしました。

暑さ寒さも文句なし、最高に気持ちいいよ!とおっしゃっていただきました。

TY邸は初めてで最後の「ヨコ間柱の家」です。

外壁に面した間柱はヨコに取り付け、桧の構造用合板を使用し外貼り断熱をしております。




床板同様TY様のご自慢がガラス面の大きな薪ストーブです。


冬場の暖房はストーブのみです。

ですから薪割りが結構なお仕事で当初はマサカリで割っていましたが、

限界を感じ今は27TONのエンジン薪割り機を購入し今は5年間くらいの薪は有るよ!とおっしゃっておりました。





2014年6月9日月曜日

「一級建築士登録証明書」と「建築士 登録内容」



とある講習会を受講するに当たり、一級建築士免許証の写しの他に一級建築士登録証明書の添付が必要とあった。 

ところで一級建築士登録証明書って何? そんなの有るって知らなかった。

一級建築士の免許証偽装事件が有ってから出来た制度かと思いますが、本人が本当に一級建築士なのかを建築士会が管理しているデータベースで確認して、間違いないですと証明する公的な書類なのです。ややこしい事になりました、もっとも英語での証明書の発行もしてくれますからグローバルに活躍されている建築家の先生には必要な書類なのでしょう。またややこしいのがこの「登録証明書」の他に「建築士 登録内容」ってのが有るんです。

「一級建築士登録証明書」:一級建築士登録証明書は、建築士ご本人からの依頼により、ご依頼人が建築士法に基づく一級建築士名簿に登録されていることを証明するもの。

証明される内容

・氏名(フリガナ)

・生年月日

・登録番号

・登録年月日 など

発行のためには1.証明願い 2.免許証の写し 3.身分証明書の写し 4.手数料400円の定額小為替 5.返信用封筒 

和文サンプル:建築士登録証明書(一級建築士、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士共通)



英文サンプル:一級建築士、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士


次に
「建築士 登録内容」 : ※確認検査機関に、“建築士の登録を示すもの”として提出する書類は「登録証明書」ではなく、「建築士 登録内容」です。

「建築士 登録内容」には、閲覧項目である以下の内容が記載されます。

 ・登録番号、登録年月日

 ・氏名、生年月日、性別

 ・一級建築士試験合格年月、合格証書番号

 ・処分履歴

 ・講習履歴 

 ・構造・設備設計一級建築士証の番号、交付年月日等

⇒「建築士 登録内容」サンプル (建築士1名毎、A4版)

手数料  1通につき、400円(税込)(1名につき1通発行されます)
・返送料  510円(レターパック代) がかかります。

※日本建築士会連合会では、一級建築士についてのみ資格確認を行っています。

※二級建築士・木造建築士は、各都道府県もしくは、都道府県指定登録機関となっている建築士会にお問い合わせ下さい。