2013年9月5日木曜日

伊勢神宮 お白石持行事に参加させていただきました。

平成25年は20年に一度の伊勢神宮の社殿を建て替える式年遷宮の年です。

(WEBで検索したら写真が有りましたのでお借りします、新正殿はまさしく写真の通りでした。)


私の所属している、建築士事務所の全国大会が
伊勢市で行われることになり、特別行事として、新しく建築された伊勢神宮内宮の社殿の廻りに白石を敷き詰めるという、お白石持行事に参加することが出来ました。


20年に一度、それも私達が目にすることが出来ない社殿を間近で拝見することが出来るのですから、建築屋としてはワクワクで参加させてもらいました。

これはとっても貴重な経験でした。



8月9日(金)朝一番の電車で東京駅に向かいました。


宿のある鳥羽駅に到着。
13:00に観光タクシーをチャーターしてあったのでそれまで、海の幸をいただきました。





運転手さんは橋爪さん、宜しくお願いします!

伊勢に到着し内宮・外宮を参拝し、夕方から始まった建築士事務所全国大会に参加いたしました。

この日はとっても暑い日でした。伊勢神宮を散策中も救急車が何台も見かけました。
ニュースによると24人が熱中症で市内の病院に運ばれたようです。



新正殿 木曽檜の最上の木材だ。

20年経過するとこの程度の劣化になります。



御神馬とご対面
奇麗なお馬さんでした。


大会は サンアリーナで行われた。




大会が終わり伊勢市駅前にてちょっと気になるバーを発見、昭和初期の民家を改造した店舗だが、これが良い感じ。

ビール一杯で帰るつもりが結局いっぱいいただき、ホテルの晩ご飯ギリギリの時間になってしまった。











明日の御白石持ちは早朝にホテルに迎えが来て午後1時頃まで外にいると聞いていたので、普段だったらたっぷりいただくお酒も控えめに、おとなしく寝床につきました。

伊勢市駅から鳥羽までは近鉄特急のコンパートメント 快適!



8月10日(土)朝5時起床、朝風呂を浴びて身を清め、白装束に着替え、朝食は建築士事務所協会より前日に配られていたカップラーメンをすすり、むかえを待ちました。
(朝食なしで頼んでおけば良かった)


迎えのバスは6時30分に出発、途中何件かのホテルにて仲間をピックアップしながら30分程度掛けて集合場所の駐車場に向かいました。

大きな駐車場にはすでに何台ものバスが止まっており、続々と到着してきました。


私達の引く2番車は三重県知事の鈴木さんも一緒に引きました。
ちなみに私は神徒ではありませんが、
毎朝神棚のお水を取り替え、工事の安全と商売繁盛を神頼みしております。

いいね!


私の一番のお守りはこちら、 この木札で奉献車を曳く綱を持つ位置が表されている。
という文字とストラップ部分の玉の数
伊勢神宮の宮の列の前方から4番目(最後尾)ということになる。



1台の御白石を載せた奉献車は約7,000人で、
内宮近くのおはらい町から内宮入り口にある宇治橋までの800mを引きます。

実は7,000人で引くにはロープの長さは600mにもなり、
先頭の人は200mで宇治橋に到着してしまいます。

私は最後尾に近かったのでおはらい町を見学しながら
たっぷり800mを引かせていただくことが出来ました。






その私が何故、20年に一度の式年遷宮の行事に参加できたかというと、
前日に行われた、建築士事務所の全国大会で集まった仲間のうち800名が奉献団として結成し、今回私も特別神領民として参加することが出来ました。



前回20年前までは伊勢市民の特権で私達一般人は参加することが出来なかった行事でしたが。本年、第62回の御白石持ち行事からは参加できるようになったようです。

おはらい町の800mの間は、木遣りの方々が奉曳きを盛り上げてくれました。のんびりとおはらい町の杉板張りのファサードで統一された町並みを見学しながら、あっという間に到着しました。

宇治橋を渡り、手洗い、口を清め、一人一個の白い石をもらいます。あらかじめいただいていた白布で包み、神社殿まで約10分くらいかかり進みます。


内宮の神社殿はまだ、神様が移っていませんので、私達も敷地内に入る事が出来ますが、本年10月2日に遷御(せんぎょ)が行われると、天皇陛下と神宮関係者しか本殿を拝観することは出来なくなります。

新正殿の最初の垣根前の最後の階段は人だかりでした。

現在の正殿もそうだが、通常は2つめの垣根まで進んでお祈りをします。

3番目、4番目の垣根を越えると新しい御正殿が目に入って来ました。

日本の美だ!初めてサクラダファミリアを訪れたときも声が出なかったが、今回は「神々しい」という言葉の意味を初めて感じた。

もちろん写真は撮影できないエリアなので脳みそに焼き付けることになりました。
(WEBで検索したら写真が有りましたのでお借りします、こんな感じで白石を置いていきます)

正殿の廻りに敷かれた白い石、私の今日の仕事は宮川から採られてた白石を奉納すること、なんとすばらしい体験なんだろう。

御正殿の敷地内にいた時間は3分程度だったのだろうか、全て檜造りの建物、白石の敷かれた足元、緑の杜を背にした写真でしか見ることのない空間、大きなパワーを頂きました。

ご奉仕を終え、再度バスの集合場所へ、しばし接待所で記念品を頂き、昨日大会が行われたサンアリーナで昼食を頂来ました。




その後ホテルのある鳥羽へ向かいチェックインの時間まで駅前の海鮮料理屋でなおらいをおこない、三重県知事がおすすめの特大アワビとサザエ堪能させていただきました。


 水槽から一番大きなアワビを選んで、おいおい!厚すぎないか、1人3切れしかないぞ!









ホテルでお風呂に入り汗を流し、帰りの電車の時刻までのんびりと過ごさせていただきました。




 帰りの送迎バスを赤福で降ろしてもらい
気になっていた、赤福氷なる物を注文、抹茶味のかき氷の中に赤福が入っていました。
さすがに赤福はお腹に入らず、お持ち帰りとなりました。




大変濃い2日間でしたが、今度は家族で訪れたい伊勢志摩でした。




2013年7月27日土曜日

平成25年度住宅の省エネルギー技術者講習会


今年度の講習会の日程がようやく決まったようです。

埼玉県では9月3日~5日の埼玉土建研修センターを皮切りに県内5会場で行われことになった。今日現在公式な発表は無いが、近々ホームページ上でも確認できるようになります。 http://www.shoene.org/

今年は大工さんだけでなく、設計者向けの講習会も建産連会館にて設定されている。

国土交通省の補助事業で昨年度より始まった大工さん向けの断熱材施工のスキルアップセミナーです、私は昨年度よりこの講習会の講師をさせて頂いております。

昨年、私は延べ4日間約160名程のプロの技術者に、断熱材の施工の基本について説明させて頂いた。

たとえプロの大工棟梁といえ、よっぽど何かの機会に正しい断熱材の施工を学ばない限り、性能の発揮できる施工方法を知らないのが、現在の日本の家造りの現状なのかもしれません。

確かにFacebookなどで、有名な建築家の先生が現場監理されている写真を拝見する機会が増えたが、ちょっと首を傾げてししまうことも多です。

多分、設計・監理者も断熱材の正しい施工方法をご存知ない方が多いのが実情かと思います。

この現状の中、あと7年後の2020年には建築基準法が改正され現在の日本の最高基準である次世代省エネルギー基準を達成することが義務化されます。

つまり、あと7年後にはこの基準を達成できない工務店は新築工事を請け負うことができない事になるわけです。

もっと重要なことは、現在建てている新築工事も次世代省エネルギー基準で建てていない限り7年後には既存不適格建築物となってしまうんです。

まあ法律はともあれ、先進国の中でも省エネルギー基準が低いのが日本です、この事実をお施主さんも知って欲しいし、勉強して欲しい、当然工事費も多少上がるが、自分と家族が暮らす家、健康に暮らせる家がいいでしょ!と申し上げたい。

というわけで法律がどうのとかいうことより、どうせ性能の良い断熱材を入れるなら100%性能が出る施工をしましょうよ!と言うのがこの講習会の目的ですよと、受講者の皆さんにお話させていただいています。

昨年度が1万人、今年度が3万人、そして7年後までに20万人の大工さん達に受講していただきたいと言うかつてない事業です。

私も講習には熱が入ってしまいます。

昨年の合格者は全員こちらでご覧になることが出来ます。 http://www.shoene.org/candidates/index.html

2013年7月11日木曜日

築41年住宅のリノベーション温熱環境を測定してみた、その2 2013年7月6日から7月7日までの温度データ

7月6日より外気温は上昇し始め7月7日に関東地方の梅雨明け宣言がされた。

本日データを回収しました。

前日7月6日の最高気温は約30.5℃、7月7日は約42℃となった。サーモカメラで測定したのは翌日の7月8日午後0:00なのですが、タイミング悪くデータロガーのデータが7月7日で満杯状態になってしまい。8日のデータが有りません。気がつかなかった!

前1週間のデータと7月6日~7月7日のデータを掲載します。




無冷房の室内では、基礎の冷気を利用して室内をひやしてはいるのですが、外気の温度上昇に引きずられて室温も上昇していることが判ります、室温の上昇に伴い熱交換をしている基礎のコンクリートの温度も上昇がはじまっています。

無冷房の状態ではいずれ床下の基礎コンクリートも30度近くまで上昇する可能性が考えられます。

そんなことになったら、熱容量の大きいコンクリートを冷ますのは至難の業になってしまいます。

グラフより、午前5時頃には外気温が26℃くらいまで低下することがわかります、この外気を利用して室内の温度を引き下げる工夫が出来ると良いことが判ります。

2日間のデータしか現在はないのですが、室温も床下温度もmax温度が少しづつ上昇を始めていることが確認できたので、2.2KW程度のルームエアコンを1台設置しさらにデータを取ってみようと思います。

出来れば半埋め込み式の床下エアコンとして下記の暖房器具としても活用できたらまた、おもしろいデータが取れると思っています。

実験はまだまだ続きます

2013年7月10日水曜日

築41年リノベーション温熱環境を測定してみた。

昨年末に完成した築41年住宅が、初めての夏を迎えた


2013年の関東地方の梅雨明け宣言がされた翌日に早速に

外気温38度、無冷房状態の家がどういう事になっているのか?
測定してみました。

測定日時:2013年7月7日 PM00:00



まずは外壁測定 南側 40.8℃




 北側 38.0℃




恐る恐る、玄関のドアを開けてみる。
もちろん、エアコンは動作していない、と言うよりエアコンが付いていない。

え! 涼しい 28.3℃

前日から猛暑、かなり暖められているはずなのに.....


赤く見えるのはサッシ枠部分、高温になっている
と言っても外アルミ・内樹脂遮熱LOW-E仕様だけどね。



南側 LDK外壁面は29.1℃





北側居室は28.1℃



2階に上がってみる
相当暑いだろうなと覚悟はしていた。

え! 暑くない

南側居室の壁面は29.4℃
確か外壁は40℃以上有ったはず!!






北側居室も29.4℃


左側の赤い部分は自然吸気口、弊社の換気は第3種換気のためフレッシュな空気が熱交換なしに室内に入って来ているのが判りますよね。


小屋裏の天井は相当暑いはずだ
測定してみた
え!!
29.4℃って室温と一緒だ
サーモカメラも同じ色のはずだ。




北側居室は
29.7℃
これは誤差の範囲だね。



んんんんん!

何で、この家暑くないんだろう?

実は理由があります。
この家は
床下の基礎空間と天井裏が直径150mmのパイプで繋がれています

パイプの中間にはカウンターアローファンという物が付いていて
空気の流れを入れ替えることが出来ます。

つまり、床下の空気を天井裏に上げたり(夏モード)

天井裏の空気を床下に送ったり(冬モード)

が出来ます、初めての試みだったので運転時の騒音がどの程度か判らず、防音処理を行っていないためちょっと気になりますが。

この夏、結果が出ました。

詳細なデータは、データロガーにより毎時測定中です。

夏が終わったら、ご報告したいと思います。


床下がどういう状況下というと
こんな感じです。

基礎の耐圧コンクリートの厚さは150mm
10Aの架橋ポリを布設してあります
冬は温水にて耐圧コンクリートを蓄熱体としております。

本日は24℃~25℃くらいでした。
この空気を天井裏に持ち上げております。

















2013年7月7日日曜日

メダカの甕の不思議


我が家のメダカ達です。この2年くらい水を交換していませんが綺麗です。

多分メダカの水槽に理由があると思います。

素焼きでできた大きな甕ですが、内側は釉薬が掛かっています。

程よく表面から水分が蒸散され水温が上がりません。







 これってパッシブな家造りに使えそうですね。



と言う訳で、とりあえず、2013年の梅雨空け発表のあった7月6日の翌日に温度を測定してみました。

メダカの甕はこの様な場所に置かれています、割と風通しは良好です。



外気温は36.6℃


水の入っている部分は表面温度30.5℃

水温は30.8℃


メダカさん達は気持ちよさそうにおよいでいます。
測定している私は 汗! 汗! 汗!


甕の上部は外気温より高く38.1℃


甕の下部、水が入っている部分は32.0℃


表面を触ってみると、ちょっと冷たくって湿ったい感じがする。

この部分で気化熱が奪われて温度の上昇を防いでいるのだろうか?

まだまだ不思議の解明には時間がかかりそうだ。



















2013年6月27日木曜日

スマートホームシステム実証実験ハウス

さいたま市桜区にあるHONDAのスマートホームシステム実証実験ハウスにて、私の所属する地域ブランドグループ「さいたま家づくりネットワーク」の第5回スキルアップセミナーが行われました。


さいたま市はすでに国の「次世代自動車・スマートエネルギー特区」に指定されていいます。このスマートハウスもその一環として、プレゼン住宅棟・実証住宅棟・さらに3棟目の実証住宅棟が建設中でした。

太陽光パネル・家庭用発電給湯装置・蓄電池・EVカーにより電力の高効率化や3棟間の電力・熱のシェアリングも実証実験するとのことでした。

コンセプトは 生活エネルギーの「家産・家消」


確かにこれを実証検証するには、現在の電気事業法の中ではむずかしい事が結構あるようでしたが、緩和をしていただき、沢山の可能性を探し出していただきたいと思いました。

今日は、建物の良し悪しを見に来た訳ではありませんが、超大手ハウスメーカーさんの木造でした。。。。。。これ以上、本体に触れることはやめることにします。

電気好きの私にとっては全てのシステムが、ワクワクしました。

発電・充電・買電・売電、そして停電時の自立システムなど電気屋さんでもなく建築屋さんでもない自動車屋さんの目線で作られたシステムは大変興味深い物でした。

私が一番気になったことは、設備のメンテナンス費用です、コージェネは10年、パワコンも10年、蓄電池は....と便利さを維持するのにどんだけお金が掛かるんだと言うことでした。

良い物は取り入れて、頭で整理して、何がエコなのかをお客様に説明できる良い体験が出来ました。

また、E-KIZUNA Projectという言葉も始めて目にしました。電気自動車を普及させるための問題と解決を市民・事業者・行政・大学のネットワークにより解決していこうと言う物のようです。

確かに日産リーフを1日だけ運転させていただいたことがあるが、良い車です、でも長距離を走るときの電欠のことを考えると今ひとつ手を出せないのが正直なところです。

Keyword iRemocon、CIGS薄膜太陽電池 充電アーム Smart e Mix Manager(SeMM) ホームバッテリーユニット(SHB) ガスコージェネレーションユニット (mCHP)

最後に興味深かった話が、エコウィル(コージェンレーション)の事、最新のエコウィルは停電時に100Vの電源なしでもエンジンが起動できるようになったこと、また都市ガスとLPGとの切り替えも、ソフト的な切り替えで可能であること、但しこの件はガスの関連法律の中で接続に資格者を要する等、問題があり実現していないようです。この件につきましても特区なのですから、実証実験を行ってもらいたい物です。

写真撮影は許可していただきましたが、技術的な物はオフィシャルなところに出さないようにとのことでしたので、外部からの写真と状況写真のみの掲載としました。









2013年6月25日火曜日

お客様からの質問ご返事させていただきました。Q&A

弊社の家造りへのスタンスについて、ご質問をいただきましたので
ご回答させていただきました。




佐藤様

返信ありがとうございます。

いくつか質問があります。
お答えいただければ幸いです。



1.断熱材ネオマフォームとのことですが、 
  屋根、壁、床は何mmとなりますか?

A1 温熱等級4を基準としております。

ネオマフォームを用いた外貼り断熱工法です。

一般的には、仕様規定と言って次世代省エネ基準にネオマフォームの場合の床・壁・天井の厚さが規定されています。

しかし、これは計算をしなくて良い場合の簡易的な基準で、本来であればQ値計算(今後はUA値計算に変わる)が正確な断熱性能計算するための手段です(性能規定と呼びます)。と言う訳で、弊社はQ値計算(現在はUA)を行い1戸1戸断熱性能を計算しております。

その結果、埼玉の一般的な地域はⅣ地域と呼ばれておりますがQ値にして2.0~2.2ぐらいの結果が出ております。(温熱等級4でⅣ地域のQ値は2.7以下 小さい数字の方が断熱性能が高い)

ネオマフォームの場合、屋根は50mm、壁は30mm、床は基礎断熱としているので基礎の外周部に防蟻断熱材スタイロフォームAT50mmを基礎コンクリートに打ち込みます。よって床下は室内空間となるので床下には断熱材を充填しません。

屋根の断熱に関しては、ネオマフォームにプラスしてアルミの遮熱材を使用します、現在の計算基準にはないのですが遮熱が重要で、夏期に於いては断熱材の厚みをプラスアルファしてくれる大変有効な技術です。

以上が弊社の標準的な仕様です。もちろん断熱性を高めようとすれば壁厚部分に充填断熱をすることでQ値は1近くまで上げることは可能です。

経験上、構造材の木材を全て室内側にすることで温度湿度によるストレスを与えない方が木材が健全に保てることが実感できます。





2.床面積38坪程度だと一般的に坪単価おいくら
   くらいでしょうか?

A2 弊社の場合レンガを外壁に選択した場合、65万/坪(税別)を目標にコストコントロールしております。 


3.ネオマフォームの場合、高気密過ぎて、部屋内乾燥はどうでしょうか?
ある工務店さんは加湿器が必須と言われたところもあるので。ネオマフォームでの断熱材ではありませんでしたが。

A3 ネオマフォームに限らず、高気密高断熱の場合、特に潜熱交換型の第1種換気装置を使わない限り、冬の低湿度の時期は24時間換気にて外気を取り入れる第3種換気の場合、理論上過乾燥になります、そのため壁材や天井材などに調湿生のある物を使用してもらったり、室内で積極的に洗濯物を干してもらったりしております。

個人的にたこ足のようにダクト配管した第1種換気装置は好きになれません、ダクト内の結露やカビのメンテナンスが問題だと思っているからです。




4.レンガは地震や経年劣化で割れは大丈夫なのでしょうか?

A4 三室には弊社がレンガを輸入している代理店が建てたブリック(レンガ)の町並みがあります。ご案内しますので一度ご覧になると良いかと思います。

レンガと呼ばれる物にもいろんな物があります、弊社のレンガはオーストラリアで1100度の高温で焼かれた無機質材です。腐ることはありません。

ただ木造を主構造とし外壁のスキンをメンテナンスフリーにすると言う発想なので、軽量化を図るために25mmにスライスしております。
このレンガは、接着剤で貼るのではなく。

ガルバリューム鋼板という耐久性の高い鋼板のレールを全面に貼りそのレールにレンガをはめ込みます、最後にレンガの目地部を目地モルタルにて充填いたします。

運搬などのストレスが掛かり施工後にクラックが入ることがありますが、構造や防水性能には問題有りませんが、その場所1ヶだけを交換することが可能です。


5.床暖房への貴社の考えは?
  床無垢材で大丈夫か?
  電気、ガスがよい?
 蓄熱式暖房器具でよいなど。

A5 私の考えは、床暖房がベストだと思っております、わが家も床暖房ですでに15年暮らしておりますので、床暖房のない生活は出来レバしたくないのが事実です。しかし15年前の家とは弊社の場合も断熱性能が格段向上しております。床材をキリ材などにした場合エアコンの熱源だけでも素足で生活できることを確認しております。

特に弊社のプランニングはドアのない空間を提案しておりⅠ吹き抜けの空間を設けた場合などは1階床暖房のみの熱源で階2階の温度差を2度程度にすることが可能です。

床材は、無垢材しか使用しません、価格は高くなりますが、床暖房に耐えられる程度まで乾燥させたムクの床材を使用します。

床暖房は温水式が良いです、電気式の場合はランニングコストが掛かるのもありますがON-OFFの繰り返しになり床材へのストレスが掛かります。

それでは温水式の場合何を元に温水を作るかですが、ガスボイラーで作る場合(標準仕様)がスタンダードです、ただ都市ガスの場合は良いのですがLPGだと燃料費が高くなります。

電気の場合、エコキュートに床暖房機能がある物がありますが、湯切れが心配です。ほかにエコキュ-トと同じように電気を使いヒートポンプでお湯を作りその熱源を使い床暖房する方法があります。

この方法はガスのように温水温度が上昇しませんが低温床暖房方式で暖めることが出来ます。エアコンと同じで1の電気エネルギーに対して4倍5倍の仕事をしますから電気代も少なくて済みます。

蓄熱式暖房機は暖かさが上品です、理想的ですが、深夜電力の1時から6時までの超お得な時間帯の設定が今年の3月31日に廃止になりましたので、今ひとつお薦めできない状況です。

弊社、コンセプトハウスは、基礎コンクリートを蓄熱暖房とした床下暖房とエコキュートの熱を使用した温水暖房を体験することが出来ます。




6.工法は軸組でしょうか?

  耐力面材等は使用されますか?

A6 構造は国産檜4寸柱 を使用した在来軸組工法です。基本集成材は使用しません。

弊社は全棟認定長期優良住宅が基本です、その中で構造基準は耐震等級2となっておりますが弊社の基準は最高等級の3を基準としております。

耐力面材を使用いたします、原則構造用合板を使用します。ダイライトなども使用したことはありますが、地震時の粘りが無く怖いと思い採用を控えております。モイスという構造用面材も注目はしております。

外壁にレンガを採用しているので外壁の変形量を少なくするためにも耐力面材が必要になります。




7.一階床フローリングからの使用部材と厚みは?

A7 1階の床の構造は転ばし根太組+構造用合板12mm+温水パネル12mm+ラジアタパインうずくりフローリング12mmが標準仕様です。

ご希望により15mm 20mm 36mmなどの床材も使用しますが、床暖房の効率を考えると12mm程度の床板が良いです。




8.二階天井から二階床フローリングまでの使用部材と厚みは?

A8 一般住宅の場合1階2階の防音は考えていません、1階天井は貼らずに無垢材の梁を見せることもあります。

その場合、2階床の防音と床配線も兼ねて剛床24mmの上に15mmの石膏ボードを貼り仕上げに12mmの無垢フローリングとなります。

もちろん1階の天井を貼ることも出来ますがその場合9mmの石膏ボードにルナファーザー又は珪藻土クロス貼りとします。



9.ハイクリーンボードやエコカラット等、アレルギー物質への対応力は?

A9 すでにご確認かと思いますが弊社は発売当時よりハイクリーンボードを標準仕様とし吉野石膏のHPに掲載されております。

このハイクリーンボードは最小限使用した接着剤や、外壁に使用している構造用面材に使用されている基準対象外の、化学物質をキャンセルしてもらいたい気持ちで使用しております。

おかげさまで室内はクリーンです。
たビニールクロスは基本使用いたしません、ドイツ製の木チップ入り紙クロスを標準使用いたします。オプションで漆喰や中霧島壁をお薦めします。

建具等も化粧シート貼りの物は使用しません。但しカウンターや窓枠等には無垢木材の積層材を使用いたします。




10.貴社の太陽光発電への考えは?
    施工されるケースが多い?

    使用される場合のメーカーは?

A10 正直現在のところ、優先順位は低く考えており、余りお薦めしておりません。

まずは、住宅の基本性能を予算内で最高の仕様にした方がよいと思っているからです。

特に太陽光がエコの代名詞となっておりますが、スカスカの家に10KWの太陽光発電を付けてゼロエネ住宅だと言われてもおかしな話ですよね。

正直、家電製品は寿命があります基本10年程度と 考えております(太陽光の場合パワコンが10年、パネルは20年以上)つまり寿命が来たら買い換えなくてはいけません、後付けなので、お金持ちで有れば簡単な事でしょうが。

しかし、住宅の場合、基礎、構造材、サッシ、断熱材はまず一生替えることはないし替えるとなると大変なお金が掛かる事です。

屋根外壁は大改修の時期が30年おきに来るとしても3サイクル90年から100年寿命の住宅を私は「いい家」だと思っています。

その代わり、出来るだけ南向きに大きな屋根を作るように計画しています、それは将来お金が出来たら大容量の太陽光発電パネルや、太陽光温水器を設置できるようにです。

とは言っても、実は9月より着工予定の上尾市の住宅は国土交通省のゼロエネルギー住宅に採択された住宅です。可能な限り断熱性を向上させ最小限の太陽光発電装置を載せて、1次消費エネルギーをゼロ以上にしようという物です。


また現在工事中の上尾市緑丘の物件は、大屋根に16KWの発電パネルを設置し20年間の全量買い取り制度を利用するという物です。こちらは9月末に完成予定です。こちらのメーカーはLIXILの製品です。



以上長々ととりとめのないお返事をさせていただきました。
宜しくお願いいたします。