つまり長期優良住宅への補助金 120万円 の制度の事だ。
平成23年度第2回募集が開始になったと国交省よりプレス発表があった。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000290.html
と言っても第1回の締め切りが8月31日(必着)だったのが突然9月30日に一ヶ月延長になり。
これが最後かと思いきや、今回が第2回募集という事で今日より12月16日(必着)と発表された。
(注) 12月16日に間に合わせるには、11月中には技術的審査を終了していなければならない。
さらにその審査機関は早くとも2週間そしてその審査資料を作成するのに1週間掛かるとすると、10月末には建築確認申請が提出できるように、計画は全て固まっていなくてはならない。
もしこの情報を知ってどうしても補助金をもらいたいと思ったら、本日からあと20日間で全ての設計は完了しなくてはいけないという事になる。(当社実績に基づくタイムスケジュールの場合です)
そして完了の日にも縛りがある、3月31日までに国に対して完了報告書を提出しなければいけない。つまり3月10日頃までには完了検査を受けて検査済み証の受領が必要であると言う事だ。
昨年からこの補助制度、全く計画性がない、突然1ヶ月締め切りが延期されたり、これで今年度の補助金は終わりで、来年度以降は廃止されると噂されながら、突然募集が始まった。
いい家造って.....手入れして.......ずっと住まい続ける家
そんな家が長期優良住宅じゃないか?
無計画に突然募集が開始され短期間で締め切られる制度は理解できない。
国の事情はあるだろうが、ドッシリ構えて家造りのための設計をして、十分な時間を掛けて家を造りたい。
100年住まい続ける家なら半年・1年かけても良しじゃないかな?
そして本来その様な家造りに補助金を出すべきだと思うんだけど。
もっとじっくり設計したい家が急きょ”妥協”しなければならなくなってしまっては、本末転倒だと私は思う。
来年度は、野田内閣になり建設省出身で住宅政策にも精通している前田国交省大臣に期待したい。
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