2013年7月11日木曜日

築41年住宅のリノベーション温熱環境を測定してみた、その2 2013年7月6日から7月7日までの温度データ

7月6日より外気温は上昇し始め7月7日に関東地方の梅雨明け宣言がされた。

本日データを回収しました。

前日7月6日の最高気温は約30.5℃、7月7日は約42℃となった。サーモカメラで測定したのは翌日の7月8日午後0:00なのですが、タイミング悪くデータロガーのデータが7月7日で満杯状態になってしまい。8日のデータが有りません。気がつかなかった!

前1週間のデータと7月6日~7月7日のデータを掲載します。




無冷房の室内では、基礎の冷気を利用して室内をひやしてはいるのですが、外気の温度上昇に引きずられて室温も上昇していることが判ります、室温の上昇に伴い熱交換をしている基礎のコンクリートの温度も上昇がはじまっています。

無冷房の状態ではいずれ床下の基礎コンクリートも30度近くまで上昇する可能性が考えられます。

そんなことになったら、熱容量の大きいコンクリートを冷ますのは至難の業になってしまいます。

グラフより、午前5時頃には外気温が26℃くらいまで低下することがわかります、この外気を利用して室内の温度を引き下げる工夫が出来ると良いことが判ります。

2日間のデータしか現在はないのですが、室温も床下温度もmax温度が少しづつ上昇を始めていることが確認できたので、2.2KW程度のルームエアコンを1台設置しさらにデータを取ってみようと思います。

出来れば半埋め込み式の床下エアコンとして下記の暖房器具としても活用できたらまた、おもしろいデータが取れると思っています。

実験はまだまだ続きます

0 件のコメント: