2013年1月20日日曜日

どうなる伝統構法!? 『検討委員会VS日本建築学会』



建築基準法において伝統構法をどう位置付けるか。
2012年末からそんな議論が再燃しています。

  最大の焦点は「石場建て」で、検討委員会が「一つずつ実験で

 検証した設計法で、実務者の使いやすさを重視した」と話す、3

 種類の設計法はいずれも「石場建てとすることできる」としてい

 ます。それに対して、日本建築学会は「構造設計について本来あ

 るべき道筋を示すという点に主眼を置いた」と記し、「原則とし

 て石場建てを認めない」という方針です。

  はたから見れば、検討委員会が規制緩和寄りの新たな設計法を

 打ち出したのに対し、学会が「従来の設計法の運用改善で十分」

 と異を唱えた格好のようです。

                 (参考:匠の一冊)




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