国土交通省は新築住宅における省エネ基準適合率を平成32年度までに100%とすることを目的としています。そのために、地域の木造住宅生産を担う大工・工務店を対象とした住宅省エネルギー施工技術講習会を各都道府県単位で行い、今年度は全国で1万人、最終的に20万人の実務者である大工技能者の断熱施工技術の向上を目標としています。
このため、各都道府県において地域リーダーを講師として、省エネ施工を行う技能者を対象とした住宅省エネ化技術者講習会を実施します。
本講習会では、講習会受講者に対し考査を行い、合格者には「住宅省エネルギー施工技術者講習修了証」を発行します。なお、修了証発行手数料として1,000円をご負担いただきます。
・・・・・・・・・という講習会です。
埼玉県でも11月より順次講習会が実施されます。
講習会の申し込みはこちらから行ってください。
http://www.shoene.org/seminar/search.php?p=11
ちなみに私は(社)埼玉県建築士事務所協会からの派遣講師として11月7日の埼玉土建技術研修センタ- と 12月15日の埼玉県県民活動総合センタ-での講師を務めます。
実は、この講習会に先駆けて、地域リーダーと呼ばれる講師の講習会が行われました。
大型の扇風機を回しているが私のところには届かない
暑い!暑い!気が遠くなる!
埼玉会場は 猛暑の9月9日~10日の2日間 冷房もなくマイク・スピーカもないフォークリフトの音が激しい会場で行われました。
室温は30度以上の鉄筋コンクリート造の会場は窓を全開にしても風通しが悪く、コンクリートの蓄熱による輻射熱により、人間にとって最悪のコンディションでした。
この様な会場で「住宅省エネルギー施工技術講習会」とは皮肉なものでした。
講習会は2日間行われましたが、本番の講習会は1日に凝縮しなければいけません。
2日間でも、かなりとばした講習会でしたが、同じ内容をさらに半分に凝縮しなくてはいけないわけです。
実務者の大工さん達に、何が重要で、どの様に伝えなくてはいけないのかを、私なりにまとめなくてはなりません。あと1ヶ月しか有りません。
またモックアップを使った実施部材の説明も行わなければいけません。
写真は講師のための講習会風景。
埼玉会場の講師は、こもだ建総の菰田社長
そして最後に修了考査がある。テキストを見ても良い考査だが、一般論的な部分は大工さんは苦手だと思う。
満点をいただきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿