2009年4月14日火曜日

いい家を安く




新潟に来ました



土台据え付けより完了検査まで1ヶ月で完成させるというプロジェクトの見学会です。


真壁の在来工法住宅を、1,500万で作れないかというモデル住宅です。


従来であれば2,000万以上はかかる家を、いかにして現場作業を減らし、短工期で完成させるかが、コストダウンの手法です。質を下げることはしません。発想の転換です。


それには制限があります。まずスケルトンを限定したこと、モデルプランに限定し壁パネル、屋根パネルなどを複数棟分工場にて生産できること、インフィルの間仕切りについては変更可能とします。


それにより、2日間で通常の3週間分の仕事量が完成します。


写真は、2日目の正午の作業状況、なんと前日の朝から土台を敷き始めて既にここまで出来ている。内装もボードまで貼ってあり、ロフト部分の板張りの内装は完了している。階段も既に設置済み、表しの梁も塗装済み。


大工は4名、本日中にサッシを取り付け玄関の施錠をして帰る予定。
実際の現場を見ることが出来たのは、とっても勉強になりました、そしていろんな問題も見付けられました。

この工法を採用するか、しないかは完成後に再度現場を訪れて、確認したいと思います。
いずれにしろ、品質を落とさず、原価を下げる努力が私たち大工も必要な時代であることを実感して来ました。

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