2008年12月13日土曜日

社員研修会1

12月11-12日の2日間強行軍で私を含め当社棟梁4名と新潟の材木屋さんに製品の確認と、技術向上の為の研修に出かけた。






まずは、杉の構造材を内部まで15%に乾燥させ、床材なども5%の含水率に乾燥させる技術を持つ乾燥機と、製品を加工する工程を見学。



乾燥機から出てきた材料は、見事にヤニが出て変形している。

それを製材して2サイズぐらい小さい製品となる。


何とも効率の悪い作業だが、グリーン材(未乾燥材)を使った場合完成後の建物で縮小、変形が起こる事を考えると、品確法が当たり前の時代となった今日、含水率の高い木材は使用できない。


プレカット工場も併設しているが、丸太柱や丸太梁の加工も大工さんが手刻みで行われていた。

加工場で目を引いたのは天井に吊された巨大な大黒柱、さすがに乾燥機には入らないので時間を掛けて自然乾燥を行っている。


床材の生産ラインは、自動化されているかと思いきや、かなりの手間を掛け、グレードの高い製品が作られていた。









乾燥の重要性など数々のレクチャーを受け、ホテルに着いたのは午後9時を回っていた。


ホテルの近くの居酒屋でご苦労さん会を開いた、さすが新潟、海産物が旨い、地魚と地酒に棟梁達と楽しい時間を過ごし明日の為、早めにホテルへ戻った。





.......と思いきや、夜の新潟の繁華街に消えていった2人がいた。

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