2006年7月13日木曜日

ある耐震改修工事



昨日より築30年以上経った木造住宅の耐震改修工事が始まった。耐震を目的とした改修工事は今回で3件目であるが、壊してみると当初、予想していなかった事がどんどん出てくる。今回の物件も数回の増築の度に、柱が抜かれて本来ほしい場所に柱や・梁が存在しない。柱は事前に存在はわかっているが、梁の状況は調べようがない、毎回驚きである。今回基礎コンクリートの状態が、30年以上前に作られた方がクラックも少ない。増築された方が風窓付近でお決まりのように、斜めにクラックが発生している。また、筋交いが無いのにも驚きである。これであれば地震時のシュミレーション通り1階部分はぺしゃんこになってしまいます。初日は仮筋交いを十分に入れながら内外の壁を解体、2日目の今日は、防湿コンクリートの準備と、追加される基礎の鉄筋・型枠工事を行った。
  


 

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