2009年8月25日火曜日

長期優良住宅普及モデル事業

当社で第1件目の長期優良住宅普及モデル事業の申請が受理され、国より交付決定通知書が届きました。

当社の場合、長期優良住宅の仕様にするには、従前の仕様のままで何ら変更することはないため技術的な金額のUPは生じない、しかし初めての申請と言うこともあり、申請書類の作成には相当な時間を費やした。

まずは建築基準法の適合と品確法の評価である長期優良住宅促進法の適合の2通りの申請図書を作成しなくてはならない。

建築確認申請とはあくまでも最低の基準をクリアしているかどうかの確認であるので、従来通りの一連の流れで申請書類は作成できる。

次に長期優良住宅促進法の耐震等級3(本来なら2でもOK)と省エネルギーに関する最高等級4の検討、省エネルギーに関しては基準法とかぶらないが、耐震等級に関しては基準法とかぶる部分が大きく、建築確認申請との整合性を取るには結構大変だった。

何しろ計算や図面の量が増える。作業をしていると自分は今、基準法で考えているのか品確法で考えているのか判らなくなってしまうことがあった。

今回は建築確認も長期優良も同時に検査センターに提出したお盆休みを挟んだが2週間程度で確認済み証と適合証明が下りたので、翌日には市役所に認定申請を提出した。

市役所も長期優良の認定に関しては受付が1桁台のこともあり混乱を招いているような質問が沢山あったが、3日程度で認定が下り、普及促進事業の補助金100万円の交付を受けるために国に申し込みを行った。

当初1ヶ月以上掛かるかと思われた一連の申請業務は2週間程度で処理できたことになる。国のホームページによると8月17日現在で補助金交申請の申請受理数は全国で未だ 273 戸のようです。

国のホームページは  http://www.cyj-shien.jp/info.html    埼玉県の9月の建設過程の公開(構造の見学会を開催することが条件とされている)予定情報に既に掲載されていた。埼玉県では7番目位の構造見学会になるだろう。

これで、埼玉県の補助金の支給条件である8月中の着工には、何とか間に合った。

毎日深夜まで作業をしてくれた設計室長ご苦労様でした。

2009年8月14日金曜日

カメラが壊れた

息子と2人 新潟県の新津にやってきました。
新津は国鉄時代からの車両基地、蒸気機関車全盛の頃は最高の撮影スポットであった。
そんなわけで、息子がばんえつ物語を撮影したいということで、山形の田舎に父を迎えに行く途中寄り道です。
1000円高速の渋滞は避けて新津までたどり着いたけど、いきなりデジカメを落としてしまった、とりあえずレンズは出てくるが、モニターの画像はご覧のよう、でもおかげでおもしろい写真が撮れました。
私は旅行をすると市場に行くのが楽しみです、お盆を迎える前の日、朝市は凄く沢山の人たちが買い出しに来ていました。







この後は息子に付き合いあちらこちらで写真撮影、天気が崩れてきたので日本海添いに北上し鶴岡市の割烹旅館 坂本屋に向かった。

海岸からは数100メートルのロケーションだが海も見えず温泉もないしかし、昔は庄内藩のお殿様ご一行が昼食に立ち寄った旅館だ、その当時のメニューもご希望により作ってもらえる。

驚いたのは料理の量
思わず、姿盛りは頼んでないですが!と言ってしまった。
もちろん頼んでないのですが、料理の一品とのこと、さすがに食べきれず、漬けにしてもらい翌朝食することに。

一部をご覧下さい。


 


 


 


 


この他にも沢山、魚好きには最高の宿です

100年以上経っている部屋に泊まらせていただきました、中庭も眺めることが出来ます
狸が何とも。

建築屋として、大変参考になったことがありました。
この宿は、海岸から数100メートル山に上がったところにあります、写真の屋根はカラーステンレス瓦棒葺きです、ご覧のように雨掛かりが激しいところは黒い色が剥げてステンレスの素地が現れております。しかし錆びてしまっているわけではございません。2-30年は経過しているようですがまだまだいけそうです。


朝ご飯


前夜に残した鯛の刺身は漬けで鯛茶漬けに変身。